ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

金融緩和の罠

おそらく誰かが指摘しているのではないかと思うけど。

金融緩和は効果はある。
でもいったん始めたらもうやめることができない。

FRBのバーナンキが金融緩和を縮小するかも、と言ったとたん、
株価が急降下。
これはいまに限ったことではなく、バブルの崩壊以来
金融を少し引き締めにかかると誰かが言うでもなく、
単に予測がたっただけで、
株価は急落している。

だいたいいまの株価の乱高下も金があまっていて、
投資先を探している人たちが大量にいて、
金融動向に敏感に反応しているからじゃないの?
実体経済の裏付けがないからとくに。

では日銀はいつ金融を引き締めにかかるんでしょうね?
実体経済が回復するってそれはいつよ。
産業がこれだけ空洞化していて、本当に雇用が回復すると思ってる?

他国の企業との競争力を保つために企業は派遣などの非正規労働者を増やした。
企業が正社員の数を元に戻すことは多少はあるかもしれない。
でもバブル崩壊前の、あるいはリーマンショック前の状態にさえ戻るとは
私には思えない。

そして金融緩和はやめられない。
やめたら最後だから。
行き着く先は? そんなの知らない。
悪いのは金融引き締めにかかったやつ、ということにするんでしょうよ。
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