泡瀬干潟訴訟の判決
泡瀬干潟の埋め立てを止めるため、住民たちが
県や市の事業費の支出差し止めを求めていた裁判で
住民側が勝訴しましたね。
やったあ!
まだいろいろやらなくてはならないことも多いと思いますが、とりあえず喜ばしいです。
日本では1945年には8万ヘクタールの干潟が存在していましたが、
96年には5万ヘクタールにまで減少していたそうです。
この件で検索していたら、国土交通省のグリーン・バンキングなどという
とんでもない制度の構想を見つけました(いまどうなったのか知りませんが)。
森林や干潟、海草の生えた藻場を公共事業で破壊したらその分、
新たに植林したり、干潟などを造成するんですって><
でも破壊した植林や干潟の元の生態系は戻ってきません。
それにたとえば、森林だって、単にそこに存在している植物や動物だけでなく、
堆積した有機物や土壌生物等々、多様な要因があってはじめて成立しており、
それらは長年にわたってたがいにさまざまな影響を及ぼすことで
複雑なバランスを精妙にとり合ってきたはず。
以前、別のものが成長していた土壌やアスファルトでおおわれていた場所に
はい、樹を植えました、はい、生態系が戻りました、
なーんてなるはずがないのに。
ひとつの外来種が入り込んだだけで、その生態系が崩れてしまうと言っているときに、
国土交通省のお役人の考えることときたら…
たぶんこれは思う存分、道路や公共施設をつくろう、という発想ですね。
ついでに植林や干潟造成でも金をばらまこう、とか考えているのでしょう。
壊されるものの価値をもう少しきちんと評価してほしいですね。
そこに存在する希少生物だけでなく、生態系全体、生態系のもつ浄化作用、
住民に対する心理的影響、経済的な価値、
多面的に考えることも必要になってくると思います。
えーと泡瀬干潟&サンゴ礁についてはさめさんのサイト、
自然保護についてはLadybirdさんのサイトをご覧になってくださいませ。
左の欄にある泡瀬干潟と浅海の埋め立て中止を求める署名もよろしくお願いします!
☆11/21
沖縄の仲井真知事は早くも控訴すると表明したそうです。
知事や議員へ「控訴しないで」というメッセージを送ってくださいというお願いがきています。
ぜひご協力をお願い致します(ペコリ)
↓こちらをご覧になってくださいませ。
泡瀬干潟訴訟 : 「控訴しないで」のメッセージを!!
県や市の事業費の支出差し止めを求めていた裁判で
住民側が勝訴しましたね。
やったあ!
まだいろいろやらなくてはならないことも多いと思いますが、とりあえず喜ばしいです。
日本では1945年には8万ヘクタールの干潟が存在していましたが、
96年には5万ヘクタールにまで減少していたそうです。
この件で検索していたら、国土交通省のグリーン・バンキングなどという
とんでもない制度の構想を見つけました(いまどうなったのか知りませんが)。
森林や干潟、海草の生えた藻場を公共事業で破壊したらその分、
新たに植林したり、干潟などを造成するんですって><
でも破壊した植林や干潟の元の生態系は戻ってきません。
それにたとえば、森林だって、単にそこに存在している植物や動物だけでなく、
堆積した有機物や土壌生物等々、多様な要因があってはじめて成立しており、
それらは長年にわたってたがいにさまざまな影響を及ぼすことで
複雑なバランスを精妙にとり合ってきたはず。
以前、別のものが成長していた土壌やアスファルトでおおわれていた場所に
はい、樹を植えました、はい、生態系が戻りました、
なーんてなるはずがないのに。
ひとつの外来種が入り込んだだけで、その生態系が崩れてしまうと言っているときに、
国土交通省のお役人の考えることときたら…
たぶんこれは思う存分、道路や公共施設をつくろう、という発想ですね。
ついでに植林や干潟造成でも金をばらまこう、とか考えているのでしょう。
壊されるものの価値をもう少しきちんと評価してほしいですね。
そこに存在する希少生物だけでなく、生態系全体、生態系のもつ浄化作用、
住民に対する心理的影響、経済的な価値、
多面的に考えることも必要になってくると思います。
えーと泡瀬干潟&サンゴ礁についてはさめさんのサイト、
自然保護についてはLadybirdさんのサイトをご覧になってくださいませ。
左の欄にある泡瀬干潟と浅海の埋め立て中止を求める署名もよろしくお願いします!
☆11/21
沖縄の仲井真知事は早くも控訴すると表明したそうです。
知事や議員へ「控訴しないで」というメッセージを送ってくださいというお願いがきています。
ぜひご協力をお願い致します(ペコリ)
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泡瀬干潟訴訟 : 「控訴しないで」のメッセージを!!
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三権分立
「どこそこ開発計画」そのものについては、行政の進めるものであり、中身の価値判断についての司法判断を求めても「却下」になるのがおきまりです。
(行政そのものを動かさなくてはならない)
計画そのものを進める前提が、じつは違っている、
…ということなら、いったん「そこ」に戻って、やり直しなさい、という、いろんな場面で求められる常識を常識だと示したものですね。
「イラクに大量破壊兵器があるから先制攻撃」
とか
「ソ連が攻めてくるから90式戦車を配備」
とか