ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

ナキウサギさん

8月に然別湖でお会いしたナキウサギ。
ネズミみたいですが、ウサギです。
ネイチャーセンターの人に聞いたら、暑い時間帯は外には出ないというので
夕方に生息地のガレ場に向かいました。

ひびきわたるピチイ、という声。姿は見えねどもナキウサギさんがいるようです。

ちょうどそこで写真を撮っていた方によれば、
3時間待ってさきほどようやく撮影できたとのこと。
私たちは運よく10分ほど待っただけで顔を出してくれました。
(専門の人に話を聞くものですね^^)

ナキウサギ



このナキウサギ、氷河期(ビュルム氷期。3万~4万年前)に
シベリアからわたってきたといわれています。
現在では、山岳地帯にのみ生息し生きた化石とも呼ばれています。
(とナキウサギふぁんくらぶの受け売り)

しかし、まだ天然記念物に指定されていません。
2006年、文化庁の要請に応じて、北海道の教育委員会が
生息地周辺市町村に天然記念物にすべきかどうかをたずねたところ、
特に指定の必要はないという答が戻ってきた、と発表したそうです。

ところが、この質問、一部の(高速道路の建設に積極的なという報道もあったと思う)
市町村のみにたずね、
鹿追町、上士幌町など、実際に主要な繁殖地となっている市町村は無視したとか。
しかも電話での聞き取り調査であり、直接の担当者が回答していない例もあったとのこと。

http://www.pikafan.com/fanclub/2006_914.html

あいかわらず官僚は、自分たちに都合のよい方法で調査をし、
都合よく解釈しているわけですね。

(あ、でも私もWRCに行ったりしているので、ちょっと反省。。。)


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