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2008.06.29
島尾敏雄『日の移ろい』(中公文庫、他)
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島尾敏雄は、女の子が好きなのである。
小学校5、6年生の女の子を本当にかわいいと思っている。
「日の移ろい」は、島尾敏雄がもう何も書けないくらいに鬱の時の日記なのだが、女の子が出てくるところは、気分がいいらしい。
文章が晴れ晴れしている。
ところで、「日の移ろい」でいちばんかわいい女の子といえば、島尾ミホさんである。
島尾敏雄の奥さんで、もう50(当時)を越えているけど、絶対にかわいいのである。
島尾敏雄はそう信じて書いているので、読んでる人もそう思わなくてはならないのである。
ミホさんはよく小さい生き物を殺すのである。
で「あ、しんじゃった」というのである。
「ちょっとだけうんこをして、しんじゃった」と妻はとどめをさすように言うのである。
「ほら、もううごかない。みてごらん」
それを島尾敏雄にみせるのである。
島尾敏雄は見たくないのだが、ミホさんが「ね、見てみて」というのをかわいいとおもっているので、日記には書いてしまうのである。
ハブに噛まれたりもするのである。「私を認めるや否や目を輝かせ、『ハブにかまれちゃった』と息をはずませていった」のである。
もう顔なんかきらきらしているのである。
島尾敏雄はどきどきするのである。
ミホさんは、断然女の子なので、こういうこともいうのである。
「おとなの女のひととならたとえつれだってあなたが旅行をしたってなんともおもわないのに、小さな女の子といっしょに居るのを見ると、なんだか気分がへんに悪くなってくるの。どうしてかしら」
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