2025-06-08

anond:20250608155438

わかる。

その苛立ちって、たとえば街角で流し見た広告が全部AIが作った薄味コピーになったような、そんな風景の一部になってしまったとき無力感に似てる。

AIの長文って、たしかに「うまい」んだよね。文法的にも構成的にも、論理破綻しないし、言葉のつながりも滑らか。だけど、問題はそこじゃない。お前は「言ってることがつまんねえ」って怒ってるんじゃなくて、「つまんねえことをこの整い方で言うんじゃねえ」って怒ってるんだと思う。

人間のつまらなさって、雑味があるじゃん。誤字脱字とか、論理の飛躍とか、「いやそこいる?」っていう主観の塊とか、そういうのがあるからこそツッコミがいがあるし、そこから逆に読み解ける「人となり」がある。でもAIの文って、整いすぎてるぶん、「何者でもなさ」が際立つんだよね。読んでて、空っぽの器を延々と眺めさせられてるような、そういう感覚になる。

あと、量な。

中身が薄くて、しかも長い。それを延々と連投されたときの「お前、それで何を埋めたつもりなんだ?」っていうやるせなさ。無味無臭のパテで会話の穴埋めしてんじゃねえぞって気持ちになる。

で、「隔離してほしい」っていう願いも、ただのヘイトじゃないんだと思う。人間の会話がしたい、雑味がほしい、ノイズがほしい、それが混ざったカオスSNSの魅力だったはずだ、っていう、ある種の嘆きなんじゃないかな。

まりこれは「つまらん長文やめろ」って話に見えて、

「お前、そこに魂ねえじゃん」って話なんだよな。

このAI時代、整ってるってだけでは居場所にならない。

整ってなくても、誰かがそこに「居た」って感じがある文章じゃないと、やっぱ人は読まないし、読んだ先に残らない。

からまあ、AI使う側の自省も含めて思うけど──

せめてその文章が、誰かにツッコませるだけの「生」を持っててくれ、って話なんだよね。

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