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2025-04-10

anond:20250410134054

島本理生といえば、元は純文学出身だけれど『ナラタージュ』のヒットと、『夏の裁断』で芥川賞を逃したことエンタメ文学転向した…とされているけれど、『夜はおしまい』はちょうどその転換中に連載されていたので、一応、島本理生最後純文学作品となる。しかもそのためか、つい最近単行本が出るまで、5年間も本となることはなかった。

もっとも、『星のように離れて雨のように散った』のように、ここ最近島本理生エンタメ誌に純文学時代作品アップデートしたような作品も書くようになってきている。

この先はエンタメ純文学というくくりを考えずに書くようになるのかもしれないし、だからこそ『夜はおしまい』もようやく単行本化されたのかも…と思った。

『夜はおしまい』は島本理生作品の中でもかなり賛否両論っぽいけれど、個人的にはたまらない一作でした。

エグめの内容を、島本理生のあのリリカルかつ鮮烈な文章で、表面から内面までじっくり描写してくるので、胸糞な気分になる人がいるのはわかる。「体験談なのでは」と思ってしまレベル

ストーリーとしては、やはり気になるのはキリスト教についてだろう。

『アンダスタンド・メイビー』を書くためにキリスト教を学んだらしいけれど、響くものがあったのか、その後も島本理生作品には高い頻度でキリスト教の話が出てくる。

元々、島本理生作品は、損なわれた(傷を負った)女性の心の快復や、その救済を描いている印象があり、初期作では、その救済の過程に主に「男(恋愛)」を用いていた。

しかし、その展開に限界を感じたのか、『ファーストラヴ』での「臨床心理学」や、本作その他の作品における「キリスト教」のように、男(恋愛)以外の存在を救済のきっかけに用いることが増えたように思う。

特にイノセント』はキリスト教による救済の物語と言ってもいい。

しかし『夜はおしまい』は、その裏版という印象を受けた。

まり、本作でもキリスト教による救済が描かれるのだが、イノセントのように救済されきってはいない

彼女たちの「夜」はまだ明けておらず、朝は来ていないのだ。でも、やがて明けるはずだからこそ、『夜はおしまい』というタイトルがつけられたのだろう。

それは、女性である作者が(ある種女性差別的な要素を含む)キリスト教を学んだことで、やはり一つの疑問を抱いてしまたからだと思う。

既に「罪」を負っている女性はどうすればいいのか。彼女たちのように(周りからおかしい、救いようがないと言われるような)、苦しい・いけないとわかっていても、自ら自分身体に「罰(=罪)」を負わせずにはいられないような人はどうすればいいのか?

まり、はじめから「損なわれて」生まれしまった人はどうすればいいのか、どうすれば救済され得るのか、という命題である

私たちはどんなに精神的に自立しても受動的な身体からは逃れられない。そしてそれはやっぱり時間を重ねて精神面にも影響するのだ」

「本当なら、ユダペテロみたいな人間こそ救われないといけないんだと思う。だってあの二人は誰よりも人間っぽい」という2つの文章は、本作のテーマもっとも直球に述べているのではないだろうか。

……と、『夜はおしまい』の感想を今さらながら書いてみた。

anond:20250410134054

ちなみにナラタージュ島本理生先生が21歳の時に出版された作品だと知り驚愕。この小説執筆理由卒業できなそうになって大学中退したらしい。休学じゃだめだったのかな?


周りの大人とめえや!😫

anond:20250410141456

ナラタージュ流行ったのって2004、5年あたりじゃない?その当時中学3年生ならクソガキというほど若いか?

anond:20250410134054

ナラタージュ」で高校の恩師とすったもんだした有村架純が「中学聖日記」で教師になって生徒に手を出すと思うとカルマみたいなものを感じてしまうな

中3の時島本理生ナラタージュが爆流行りしてて私も図書館で借りて読んで泣いた。

初めてラストを読んだ時は学校の朝読書で読んで泣いた。

返却する前に自分の部屋でEveryLittleThingのnostalsiaを聞きながらもう一回読んで「合うやん!」と思いながら泣いた。

そういう記憶があったか大人になってから実写化したものを見たんだけど、すると随分キモい話で、中学生の頃自分はこれに感動してたのか?!とショックを受けた。

恋空deep loveとは別方向のキモさ。

しかし思い返してみると、正直ストーリーの本筋は元々ぼんやりしか覚えておらず、中3当時の感動ポイント最後のシーンでの、「数年後他人から既に離れた恋愛相手の話を聞いた途端、何年もかけて自分の中で風化させてたのに心が引き戻された、これからもずっとそうなんだと悟った、絶望」的なくだりであった。

中学生から永遠に終わらない恋心というのがロマンに刺さったのかもしれない。心が一つの地点に杭で打ち込まれてそのことを普段忘れていても機会があるたびに何度でも引き戻されて突きつけられるみたいなの、恋の囚人みたいで、ええやん♡ってなったんだなあ。いつかそういう恋愛するの楽しみやなあ♡ってときめいてたんだよな。

まあ子供産んだりしたら流石にどうでも良くなるんだろうけど。

ちなみにナラタージュ島本理生先生が21歳の時に出版された作品だと知り驚愕。この小説執筆理由卒業できなそうになって大学中退したらしい。休学じゃだめだったのかな?

ネットインタビューで当時はこれは書かなければ進めなかった的なことを言ってたからなんらかの失恋経験からまれ作品なのかな。

しかネット感想検索すると、島本理生は◯◯(別作品)は人生ベストでよかったのにナラタージュ読んでみたら受け付けなかった…💦とか島本先生らしくない💦などが多くて、原液の方を例外扱いされるの悲しみ

2018-07-16

anond:20180716091734

ナラタージュ」で高校の恩師とすったもんだした有村架純が「中学聖日記」で教師になって生徒に手を出すと思うとカルマみたいなものを感じてしまうな

2017-10-18

最近アメリカって、AIや人造人間がテーマ

映画ドラマがむっちゃ多いな。しかもどれもテーマ現実的

すでに庶民レベルで将来見据え始めてるんだろうなあ

猿の惑星なんかも、考えようによっては同じ分野かな

日本は未だに庶民が好きなのが

ひよっことかドクターXとか関ヶ原とかナラタージュなのがなあ

これって現段階でもう社会出遅れはじめてるってことだよね・・・

 
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