よく「日本はもう成長しない」「GDPで抜かれた」と悲観的な話が出ますが、少し冷静に考えたい。
そもそもGDPは国民の幸せをそのまま反映する指標ではない。単に「どれだけ金を動かしたか」を積み上げただけの数字です。巨大化したからといって、人々が幸せになるとは限らない。
・国民皆保険のおかげで、世界的に見て安価で高水準な医療が受けられる
・インフラは安定、水も電気もガスも通信も驚くほど安価で高品質
一方、資本主義のトップランナーであるアメリカを見ると、別の景色が広がっている。
・学生ローン地獄、ホームレス増加、富裕層だけが資産を積み上げ続ける
・街によっては夜間に出歩けない
もちろんアメリカにはイノベーション、チャンス、多様性といった魅力もある。
でもそれは「一部の勝者にとっての果実」であって、大多数の人が安全・安心に暮らせる社会とは少し違う。
日本はもう「世界一の規模」を追いかけるフェーズは終わったと思う。
これからは「いかにこの比較的安全で平和な暮らしを守り、微修正を続けていくか」というステージ。
少子高齢化、低成長、賃金問題はあるけど、逆に言えば”直せる課題”でもある。アメリカ型の取り返しがつかない構造的な病とはまだ距離がある。
「大きくならなくても、壊れない国」――。それこそが今の日本の強さじゃないだろうか。
時給1000円の人口を世界一にしようぜ
今度はインドに抜かれそうなので日本はインドから何かを見習う必要がある