徴兵逃れ

　言われてみれば、徴兵を逃れて日本に来て、ウクライナへの支援というのは、ダブルスタンダードですね。

　国を運営するのであれば、指針として「最大多数の最大幸福」はどこにあるかという視点で運営すべきですし、実際、行政訴訟では「最大多数の最大幸福」を判断基準にして判決を出していると教わりました。
　おっしゃる様に、戦争に巻き込まれるということは、「最大多数の最大幸福」から大きく外れる事態でしょう。
　現在の日本の政治を見る限り、政府の判断基準は、アメリカの国益と、サバゲーと戦争の別のつかない愚か者の趣味を基準に物事を判断しているように見えますね。

☘雑草Z☘

Re: なるほどです

>徴兵を逃れて日本に来て、ウクライナへの支援というのは、ダブルスタンダード

記事に書いたように、戦争を回避して自国を脱出してもいいと思うのですが、戦争回避で逃げてきた人々が（武器）支援を呼び掛けるのは無いんじゃないかと思いました。

>現在の日本の政治を見る限り、政府の判断基準は、アメリカの国益と、サバゲーと戦争の別のつかない愚か者の趣味を基準に物事を判断しているように見えますね。

アメリカには中国の国力を削ぐ為に戦争したい(させたい）連中がいるようですが、流石に直接対決は望まないでしょう。だとすれば、戦争させられるのは日本や韓国、台湾です。日本なんか着々と代理戦争の準備をさせられているようで怖いです。警戒すべきです。
いざ、代理戦争になったら、そう言う方向に導いた政治家もその家族も徴兵はされずに、安全な場所に逃げようとするでしょう。

>サバゲーと戦争の別のつかない愚か者
そんなネトウヨみたいな連中も少なからずいるのは困ったものです。でも、政治家は徴兵を免れてもネトウヨは戦争に行かせられるでしょう。

国のために戦えるかと言いますが、その「国」って何なんでしょう。
「自分の国」と言えるものかどうか、税金は毟り取られるがその使い道は自分の意思とは全く違うものであるのが「自分の国」か。
偉そうな顔をした人間が自分たちのやりたいようにやっているだけの国が「自分の国」なのか。
このような「国」がいかなる事態になろうとも、それを「守る」ことなどに戦えるのか。
少なくとも現在の日本は決して私が守らなければならない状態ではありません。
うまい汁を吸っている人間たちが勝手に守ればよいでしょう。

太平洋戦争に至る戦争で多くの人々が「国のため」と思い込まされて亡くなりました。
彼らの多くは国から何の利益還元も受けず搾取されるばかりの人生で命まで搾取されました。
これからの日本が守るに足る国になるのかどうか。
ほとんど期待もできません。

☘雑草Z☘

Re: 「国のため」の国って

仰る通りです。一般庶民よりも悪辣で卑怯な連中が利権の為に行う戦争の何が「国のため」でしょうね。
太平洋戦争でも「お国の為」って言って、実際軍部の上層部や財閥の利権の為に戦わされたのでしょう。
現在の日本政府もアメリカ様の言いなりで、盛んに近くの「仮想敵国」の脅威を煽って「国を守る」という名目で代理戦争させられて、一般庶民を犠牲にしようとしています。そして彼らは一切戦場には行かない積もりでしょう。

これまで世界中で起こった戦争の多くは、権力者の権力争いや利権、名誉などの為に戦わされたものかと思います。
映画や小説での「英雄」なども美化され過ぎで、実際は酷い連中だった場合が多いと思います。
「義」のある戦争は、止むに止まれぬ理由で立ち上がった百姓や庶民の「一揆」の類かも知れません。

兵役逃れのタイトル

ワタクシゴトでありまして、雑草さんの文脈とはかけ離れるかも知れませんがご容赦ください

先日85歳を迎えた私の父は、父親を太平洋戦争で亡くし、心ない同級生にからかわれたりしたそうです、お国の為との大義名分の名の下に招聘された社会情勢下ですが、本人は妻子のため家族両親を守るためと、戦地に向かったのかと想像します・・・

遺骨どころか遺品も無く、戦死の詳細は軍事機密

墓石には昭和19年7月8日サイパン沖で戦死と刻まれています、サイパン島玉砕の前日の事のようです。31歳若すぎです

身内を戦死で亡くした人間とすると、兵役逃れなんてもってのほかと思います、なぜなら我が息子、夫には兵役逃れなんて選択肢は無かったから・・・

戦争が終わって、同級生の父親は戦地から帰り、自分の父親は帰らない、言葉にできない気持ちだったそうです

まだまだ書きたい事はたくさんありますが、まとまりません、この続きはお会いした時に・・・なんちゃって

戦争反対！

☘雑草Z☘

Re: おはようございます

こんばんは。

>身内を戦死で亡くした人間とすると、兵役逃れなんてもってのほかと思います

　気分を害されたのならすみません。太平洋戦争時代の日本では、兵役逃れなんて許されない時代背景もあったと思います。そんな事したら「非国民」です。兵役逃れをした人がいたとしたら、許せない気持ちも大きいでしょう。
しかし、逃げなくても堂々と兵役を免れた「特権階級」が居たことも事実でしょう。それは日本に限らず、現在戦争しているウクライナにもロシアにもイスラエルにもいます。イスラエルなんて、お祈りだけして、子供をたくさん作っていれば、仕事もあまりせずに政府から養ってもらえ、兵役義務もない「超正統派ユダヤ教徒」が沢山います。彼らは戦争に行かないのにもかかわらず、イスラエル軍のガザ地区攻撃を支持し、パレスチナの土地を奪う（約束の地を取り戻す？）事を祈っています。非常に不公平です。危険な集団だと思います。

　最初に真珠湾攻撃したのは日本で（情報はアメリカに漏れていて、わざと攻撃させてアメリカの世論を日本との戦争に誘導したとの事ですが・・）それを決めた軍部の上層部や、政治家、利権を求めた財閥など「特権階級」の家族の殆どは戦争に行かなかった事でしょう。少なくとも最前線には行かなかったでしょう。そんな連中に戦争に行かせられるのは公正じゃない、まっぴらだと書きました。相手の兵士だって職業軍人を除けば、兵卒の大多数は、徴兵されて仕方なく戦わせられるのでしょう。彼らにも家族がいて、戦争などしたくなかった・・・・お互いそんな兵士同士が戦わせられるのって悲劇です。

>この続きはお会いした時に・・・なんちゃって

お会いする機会はあるのでしょうか？そんな日があったら、たっきーさんには木材、リホームのことなどでお聞きしたいことが沢山あります。「たっきー」というHNはずっとお名前由来かと思っておりましたら、最近、他の方のコメントを読んで、苗字由来であることが分かったばかりです。
　そう言えば、ここにコメントを頂いて知り合った遠くにお住まいの方と、お会いした事もあります。そんな機会が無いとも言えませんね。その時は宜しくです。

雑草さん
筆不精のため書き方が悪く、変な気を使わせてしまったでしょうか、申し訳ありません

気分を害するなんて全くありませんので、ご心配されませんよう

上手く表現できませんが「日本の戦後はもう終わった」なんて表現をどこかで見聞きした記憶があるのですが、戦争で傷ついた心の傷は簡単に癒えないと言うことをお伝えしたかったとご理解頂けましたら幸いです

特権階級が優遇される・・・
いつの世もそう云うことは無くなりませんね、国会議員の派閥裏金もそれですよね、政治資金は非課税だなんて、特権階級意識の錯誤以外の何物でもありません・・・

記載漏れ、記載間違い、会計責任者、ワタシハシリマセンデシタ、チョウサチュウデス

勘違いも甚だしいと思いませんか？

最後に
なかなか距離があるかと思いますが、機会がありましたら信州にお越し下さい
その際はぜひお声がけ頂けましたら嬉しいです

私もいつになるか分かりませんが、会津に行ってみたいと思っています

それでは
おやすみなさい

☘雑草Z☘

Re: こんばんは

おはよう御座います。

戦争でご家族を失った方に、その事を揶揄ったりする言葉を掛けるのは許されない行為ですね。
私の記事がそのように受け取られたら申し訳ないと思ったのですが、そうでは無かったようで良かったです。

>特権階級が優遇される・・・いつの世もそう云うことは無くなりませんね
何年か前に「上級国民」なんて言葉が流行りましたが、酷いものです。おっしゃるように国会議員の派閥の裏金の非課税なんてどう考えてもおかしいです。政治家こそ自ら率先して税を納めるべきですし、戦争を始めるのなら、率先して最前線に行くべきです。
「政治には金が必要」じゃ無くて「金をたくさん使った方が議員になりやすい」と言う悪しき社会は厳しく制度改革すべきです。「泥棒に法律を作らせる社会」じゃ駄目ですね。

たっきーさんの記事を読んで、伊那谷には1度行ってみたいと思っております。そんな機会があれば宜しくお願いいたします。会津にいらっしゃる時には是非ご連絡ください。

敗戦二年後に私は生まれました．
物心つく頃には世間は少しずつ戦後復興してきてましたが，現実を見つめられ無い父は戦前の栄光から目覚められず，我が家だけが終戦直後の生活を長く強いられていました．
徴兵され悲惨な結末を迎えられた多くの方々は勿論のこと，我が家の父の不甲斐なさ故ですが戦場に行かない国民でも戦争によって人生を変えられてしまい，立ち直れなくなる人間もいるのです．

今月15日に自民・公明両党は日・英・伊と共同開発する次期戦闘機の日本から第三国への輸出解禁で合意したと報じられました．
典型的な殺傷兵器である戦闘機の輸出解禁は平和憲法理念からの大転換です．
国会で議論されること無く閣議で国の根本を変更をなされる状況では徴兵制を導入するのもそう遠い未来のことではないと予想してしまいます．
私が予測するのは，まず初めは経済的徴兵がされるのではと思います．
高額奨学金返済に喘ぐ世代に返済免除特例を着けた徴兵がされるのではと懸念しています．
そのような閣議検定がされないように，それをしかねないような政党に政権を委ねないような投票行動を地方・国政選挙を問わず取れなければならないと強く思っています．
徴兵制が敷かれたら逃げるのも一つですが，それ以前に徴兵制にならないように一人ひとりが努力することの方が必定かと思います．
必ず選挙に行って，戦争に反対する政党に一票を投じれば良いのです．
「戦争は絶対にしてはいけない」と声を上げる勇気を孫・子のために持ちましょう．

☘雑草Z☘

Re: 戦争は絶対してはならない

>国会で議論されること無く閣議で国の根本を変更をなされる状況では徴兵制を導入するのもそう遠い未来のことではないと予想してしまいます．

　おっしゃる通りです。武器輸出とか、防衛費の増額だとか平和憲法理念からの大転換だとか、原発回帰だとか、最も慎重に議論しなければならないところを、閣議決定する現政権は狂っています。岸田は本当に何のイデオロギーもポリシーもなく、単に政権維持したいが為にアメリカの要求をどんどん受け入れているようです。アメリカが作らせた（作った）第９条、平和憲法をアメリカが変えようとしていると言うことはそこに意図がある事は明白なのに、岸田政権は盲従です。その意図とは、アメリカの軍事産業を潤わせると言う意味だけではなく、いざという時（極東有事）に日本に代理戦争させると言う事でしょう。
中国が、ロシアが、北朝鮮が・・攻めてくる恐れがあると、煽られて武器を大量に買わされて、アメリカの代わりに戦争しろ・・・。アメリカの意図は、ウクライナを見れば明白でしょう。

>まず初めは経済的徴兵がされるのではと思います．高額奨学金返済に喘ぐ世代に返済免除特例を着けた徴兵がされるのではと懸念しています．

そうですね。アメリカは徴兵制を廃止して、代わりにその手を使っていますね。自民党政権も真似る可能性が高いでしょう。5年以上前から計画しているように思えます。

>それをしかねないような政党に政権を委ねないような投票行動
>徴兵制が敷かれたら逃げるのも一つですが，それ以前に徴兵制にならないように一人ひとりが努力することの方が必定かと思います．

全くおっしゃる通りですね。逃げるのは最後の手段で、何はともあれ戦争をさせない努力が必要ですね。国民を戦争に巻き込む首相は失格です。

>「戦争は絶対にしてはいけない」と声を上げる勇気

　戦争反対は、共通正義として反原発よりも声を上げやすいと思うのですが、今の日本人にはそれすら言わない人が沢山いますね。従順なのでしょうか？ノンポリなのでしょうか？踊らされているネトウヨなのでしょうか？・・日本は、第二次世界大戦以降、参戦していない事（間接的な参戦らしき事はありました）は誇れる素晴らしい事です。現在はじわじわと戦争の方向に向かわせられている危機を認識し、回避すべき時です。戦争の悲惨さはみんなわかるはずでしょうに・・・。