確定申告が我が家の生活を圧迫する。恐怖の一言に尽きる年中行事だ。貧困の連鎖反応が渦巻く・・・・・・汗。

　７万円の接待を受ける偉い人たちにこの苦悩は理解できないだろう。７万円超の接待は和牛ステーキと海鮮だそうだ。ひと晩に虎ノ門で7万4000円、人形町で4万7000円……。
　

　我が家の財政と比較するとおおむね半月にあたる金額が一晩で消える優雅さ。

内閣広報官に7万円超も・・・菅総理長男との接待問題(2021年2月22日)

　バブル絶頂期に私が体験した不合理な記憶。・・・・仕事を貰うため、あるいは製品の検査を合理的に進めるため、役所の偉い人たちに京都嵐山にある懐石料亭「吉兆」での接待で一人５万円をかけて「よいしょ」をしないと生きていけない業界であった。
不合理が合理である時代であった昭和50～60年代。

The Most Beautiful Restaurant in Japan - Kyoto Kitcho

　しかし政界では昔から当たり前のように威風堂々と行われている。

　ピラミッド社会の残酷な底辺でうごめき、出世や左遷、そして屈辱の日々を送る、会社員や一般国民の生きざまを考現すると、到底実現できるはずのない頂点に君臨する偉い人たちは、我々のスラム同然の生活習慣をどうとらえているのだろうか。

　ピラミッドを支える我々底辺がぐらつくと頂点のバランスが崩れ、墜落の一途をさまよう事は論理にかなう。・・・貧困と苦悩に喘ぐ底辺に耐え忍ぶ我々は、一致団結する時が必ず訪れるであろう。