または線路向こうのお米屋さんちまで行って見せてもらってました。が、ついにTVを買ったのです。金五郎や水の江滝子の「ジェスチャー」なんか見てました。
ものすごく印象に残ってる番組が
月曜から金曜の午後3時から同じ映画を放送した「テレビ名画座」です。五日間同じ番組なのでTV慣れしてない私は「今日は昨日だったのか」とすごく不思議感を持ちました。1930年代から1950年代のフランス映画の名作が多かったです。
中でも「オルフェ」の印象が強かったです。後年ブラジルを舞台にした作品の「黒いオルフェ」でなくジャンマレー主演の「オルフェ」です。内容は覚えてませんけど。主人公が違う世界(黄泉の世界)へ行くときに鏡をすり抜ける時を水の中を通るように表現したイメージが強く残ってます。手を差し出して鏡の中に入ると、そこは知ってるような知らないような世界で切り出した岩と砂のよそよそしい世界(フランス映画らしいシーンで茫漠としてて怖くてきれいでした)。そあれは何の映画だったかを知りたい知りたいと思いネットで調べたら「オルフェ」に行きついたのです。ネットはこういう調べものに強力です。しかし本当に「オルフェ」が私の知りたい映画だったのかまだ確信が持てません。こんな灰汁の強い男だったっけ??ジェラールフィリップみたいな優男が主人公だったような・・もうごちゃごちゃになってます。

不思議なフランス映画の正体が分かりました。
やっぱりジャンマレー主演の「オルフェ」でした。哀愁のある映画音楽で有名なブラジル映画の「黒いオルフェ」じゃないよ
鏡をすり抜けるシーンも再見して感激!
イメージがジェラールフィリップだったので違ってました
鏡の向こうの黄泉の世界は茫漠としていて不思議感いっぱいだった。内容も詩的で訳が分からず不思議感で終始する
ジャンコクトー(監督で詩人)はイメージを表すのに苦労してます。
ことばの扱いや所作が生活感がなくすれ違いの気持ちを表してます
てか、フランス人ってこうなのかね女は威張ってるし男は情けなく検討違い。日本の映画にはない表現方法です
外人の見た日本映画もきっと不思議感がいっぱいなんだろうね
続けてイタリア映画の「自転車泥棒」の新興住宅がなにもない乾燥した造成地に建ってる感も不思議な気持ちになる
内容も良かったけど映像美に惹かれます
おなじギリシャの「ゾルバ」のさわり最後の踊りのとこね。乾燥した大地でドブロブニクを思い出した。
イレーネパパスが凛としてます(日本の女優さんにはこういう人は少ない岩下志麻なんかかな)
アンソニークインついででジェルソミナの「道」を見た。トランペットのこの曲はグランモーヌの館の曲でも使われてるみたい

グレゴリーペックの「小鹿ものがたり」も見ました。これは以前本で読みました。映画は最近見ました。
アマゾンプライムビデオをTV接続してモノクロの古い映画を毎日のように見て、タイムトリップしてます。
私は映画っ子でした。新宿の日活名画座の階段が懐かしいです。「穢れなきいたずら」見て外階段を下りたっけ
中学時代は荏原オデオン座も良く行きました。映画っ子の水巻君にあったりしましたっけ。水巻君元気かな
地元の映画館ではコーパがありました。中川三郎(タップダンス)がオーナーで東映の三人娘(ひばり・チエミ・いずみ)の映画等を上映してました。わかたけ幼稚園の学芸会はここでしたのでイメージが残ってます。運動会は田園コロシアムと多摩川園の上の公園でしてました。今はせせらぎ公園になってます・・とりとめなく気持ちが発展しちゃいました