省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

GIMP 編集 Tips: プリセットの活用とその保存場所

 GIMP でもそれぞれの編集のパラメータ設定を保存することができます。保存したパラメータ設定をプリセットと言いますが、その保存方法と活用の方法について説明します。

 基本的にはプリセットはダイアログが表示されるモジュールで使用可能です。モジュールによってはダイアログが表示されずそのまま編集を適用してしまうモジュールもありますが、それらはプリセットとして設定を保存できません。

 例えば以下は [色レベル] モジュールですが、プリセットという表示が見えます。これが表示されればプリセットとして保存することができます。

設定をプリセットとして保存

 現在のモジュールのパラメータをプリセットとして保存するには、[プリセット] の右側の + アイコンをクリックし、名前をつけて保存します。すると個人設定ディレクトリの下のデータにプリセットとして保存されます。

 一旦保存すると、以下のようにプリセットの欄の右端をクリックすることで、以下のようにプリセットとして選択することができるようになります。また名前をつけて保存していなくても、最近のパラメータ設定が [最近の使用:yyyy-mm-dd] と言う名前で、自動的に保存されています。

プリセットの選択

 あるいは、個人設定としてではなく、外部ファイルとして今のプリセットを保存したい場合は、◀アイコンをクリックします。◀アイコンをクリックすると以下のようなダイアログが出ますので、ファイルとしてエクスポートします。ファイルとして出力すれば、他の PC でその設定を活用することができます。

 また外部ファイルとして保存しておいたプリセットを読み込むには、下のメニューからインポートを行い、さらにプリセットの選択から選択します。

 あるいは、下記のメニューの[保存されたプリセットの管理]を選ぶと、プリセットの一覧を編集することができます。

プリセットの管理 2

保存されたプリセットの管理

 ちなみにプリセットの保存場所ですが、Windows の場合、

C:\Users\%USERNAME%\AppData\Roaming\GIMP\2.10\filters

 Mac OS の場合、

~/Librariy/Application Support/GIMP/2.10/filters

 になります。このディレクトリの下に *.settings という拡張子で保存されているのがプリセットで、これらのプリセットはモジュールごとにファイルになっていることが分かります。

設定保存ファイル

 

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3038他 (N337編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3038他、N337編成です。

クモハ211-3038 (長ナノ) 2024.10 高尾 海側

クモハ211-3038 (長ナノ) 2025.1 高尾 山側

クモハ211-3038 (長ナノ) 2025.1 高尾 山側

クモハ211-3038 (長ナノ) 2025.1 大月

 クモハの屋上です。架線の下を中心に白い汚れが目立ちますが、どうやら鳥の糞のようです。ベンチレータは保全工事のため撤去され、設置跡が見えます。

クモハ211-3038 (長ナノ) 2025.1 大月

 パンタグラフを上から見たところ。

モハ210-3038 (長ナノ) 2024.10 高尾 海側

モハ210-3038 (長ナノ) 2025.1 高尾 山側

クハ210-3038 (長ナノ) 2024.10 高尾 海側

クハ210-3038 (長ナノ) 2025.1 高尾 山側

 

クハ210-3038 (長ナノ) 2025.1 大月 海側

モハ210,  クハ210-3038 (長ナノ) 2025.1 大月

 こちらはモハとクハの屋上です。撤去されたベンチレータの跡がはっきり確認できます。

 

本車の車歴です。

1989.8 川崎重工製造 (高タカ) → 2006.10 千マリ → 2013.9 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3075, 76 でした。その後 2006年に E231系の導入で高崎・東北線系統にもグリーン車導入が始まりましたが、グリーン車が好評だったため、既存の211系も組み替えてグリーン車を導入することになりました。この時、一部の 3000 番台ロングシート車は、グリーン車を挟んだ10輌基本編成に組み替えられましたが、付属編成はセミクロスシート車を中心に残され、本車を含む余った車輛は房総地区へ転用され 113 系を置き換えることになりました。

 しかし2013.4 房総地区は 209系に置き換えられることになり、本車は運用を外れサハは廃車となります。

 その後長野地区にやってきて、115系を置き換えます。当初は長野地区中心に運用されていましたが、2022年北陸新幹線延伸、信越線のしなの鉄道譲渡で高尾口にも恒常的に姿を見せるようになりました。

 なお、近年体質改善工事が施行され、ベンチレータが撤去されました。



常磐線 日常の記録: 終焉迫る E501系 クハE501-1他 基本トップ番号編成 (K701編成)

 こちらは常磐線で活躍する E501系です。2025年3月ダイヤ改正で、完全引退になるのではというニュースが駆け巡りましたが、どうやら水戸 - 土浦間の運用がなくなるだけで、とりあえず運行は続けられるようです。とはいえ、同世代の E217系が 2025年3月改正で完全撤退になりますので、当形式の終焉もそう遠くないことでしょう。

 元々当形式は、常磐線快速線旧国電区間に土浦から直通させるために 1995年に製造されました。いわば交直流形国電 (とはいえすでに民営化されていましたので厳密には「国電」とは言えませんが。ちなみに、JR東日本は 国電という名称の代わりに E電という名称を定着させようとしましたが失敗しました) として企画された訳です。首都圏にお住まいの方はご存じかと思いますが、茨城県内に地磁気観測所があるため、取手以北を直流電化することができず、交流となっており、直流の通勤車両を直通させることができない状態になっています。

 因みに、かつての国鉄・首都圏地区では、比較的短距離間の輸送を担う4扉ロングシート通勤電車が走る区間を国電、大都市圏近郊の中距離の輸送を担う3扉セミクロスシート通勤電車が走る区間を中距離電車 (中電) という区分があり、国電区間は路線別のカラーリングが導入されていました。中電区間を走る車輛にはトイレが設置されていましたが、国電区間にはトイレは設置されていませんでした。

 その区分の始まりは、1950年に従来の客車列車を電車に置き換える 80系の導入にさかのぼると言えます。但し、電車にセミクロスシートが導入されたのは、1930年に、横須賀線に32系が導入されたことにさかのぼるので、車輛としてはそれを近郊形電車の始祖と見ることができます。電車へのトイレの設置も32系において乗客の苦情から追加でトイレを設置したことに始まります。また意識的な路線別カラーリングが始まったのは、1963年に 103系が山手線に導入され鶯色に塗られたことに始まります。関西の国電区間でもある程度の塗分けが行われましたが、誤乗防止という観点から、あるいは首都圏から玉突きで103系が転入してきたときに、塗り替えが少なく済むということでそのカラーが採用されたのであり、ラインカラーという概念は確立しなかったと思います。

 当時はまだつくばエクスプレスも開業しておらず、筑波研究学園都市に住んでいる人たちが東京方面へ出かけたり、通勤する際は、バスで土浦や荒川沖に出てそこから常磐線で上野に出ていましたので、土浦以南が非常に混雑しており、常磐快速線を土浦まで延長する必要がありました。そのための切り札として E501 系が開発され、さらに増備が期待されていました。導入当初は、当時の常磐快速線 103系に倣って*1、基本+付属の15輌編成という威容を誇りました。旧国電区間としては最長編成です。他線区はおおむね 10輌、山手線で 11輌ですから。

 しかし、1997年に土浦で運行系統を分割するダイヤ改正を行ったところ、土浦以北から猛反発が出て、このダイヤ改正は一年で撤回に追い込まれます。いわば、土浦以南国電・土浦以北中電(中距離電車) 化計画が反対に遭って頓挫した形です。このため、E501系はこれ以上の増備が困難になってしまいました。結局中電の都心直通を復活させることになります。

 その前後、E217系を皮切りに、中電に初めて 4扉車が導入され、さらに 当初中央・総武緩行線に導入されていた 231系 が中電区間の東海道線に本格的に導入されると、中電・国電という区分自体が曖昧になっていきます。

 2005年にはつくばエクスプレスが開通し常磐線の混雑も一段落するとともに、4扉の E531系による 401, 415 系の置き換えが始まります。こうなるとますます E501系の存在意義が薄くなります。

 そして決定的だったのは、2007年の E531系へのグリーン車導入です。グリーン車連結に不向きだった本系列は、土浦ー上野間の運用から撤退することになりました。撤退した本系列は付属編成を水戸線に、基本編成を常磐本線に転用することになります。この際、それまでなかったトイレも設置されました。

 しかし、2018年に入って水戸線で交直流切り替え区間で故障が多発したため、水戸線の運用から撤退し常磐線での運用に専念します。401系や415系ではこのような問題はなかったと思いますが、もともと新系列電車は、減価償却期間の10年持てばよいというコンセプトで製造されていましたので電機機器の耐久性についてはあまり考慮せずに製造されていたのかもしれません。そのためか走行関連の電気機器に関しては、2007年、および2012年に交換が行われました。いくら車輛価格のコストダウンを進めたとは言え、やはり、10~15年程度で車輛のスクラップ & ビルドというのはバブル時代のバブリーな発想だったと言えるでしょう。

 2023年3月水戸ーいわき間で5輌編成列車を対象にワンマン運転が開始され、さらに2024年3月に、土浦ー水戸間でやはり5両編成を対象にワンマン運転が開始されることで、E501系付属編成の運用がなくなります。このため、8月には付属トップ番号編成の K751 編成が廃車になりました。

 結局、土浦以南国電化計画の失敗、グリーン車導入ならびにワンマン化が E501系を追い込んだと言えます。

 現在では、10輌基本編成による4運用が土浦ー水戸ーいわき間で残っており、朝夕の多客時に限定されて運用されています。日中は 3 本がいわきで、1本が勝田で昼寝をしています。

 なお一時2025年3月改正から E501系が引退するのではないかという情報が流れましたが、どうやら水戸ー土浦間に残った1往復運用のみの廃止にとどまるようです。

 E531系は E233系の交直流版のような位置づけですが (E531系の方が先行)、直流車の製造は E235系に移っています。そのため仮に E501系を引退させるにしても、E531系の増備で補うのか、それとも次世代の交直流車を製造するのか、あるいは、列車本数を削減して運用の合理化でまかなうのか、方針が決まっておらず、様子を見るため、E501系の運用が残されているのではないかと推測します。多分 JR東日本としては、朝夕の水戸周辺の運用を5輌に統一して10輌の運用を減らしたいところかと思いますが、どうも観察している限りかなりの乗車率がある列車もあるようなので微妙です。運転士が確保できれば、5輌ワンマンに統一して、列車を増発してでも10輌編成をなくせれば E501系を引退させることができると思いますが、おそらく運転士確保もあやういところでしょう。

 首都圏ではコロナ禍以降の列車本数の削減で、233系に余剰が出ていますが、交直流車ではないので常磐線交流区間に転用する訳にも行かず... 余った 233系を松戸に転用して、一部列車の運転系統を取手で分割すれば E531系10輌基本編成の運用に余裕を持たせることができるので、それを朝夕の水戸周辺の輸送に転用するということも可能になりますが、そうなるとグリーン車が上野、品川まで乗り通せなくなりますので、乗客から反発が出るでしょうし...

 以下、現存最若番 K701 編成車輛の写真です。

クハ E501-1 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

クハ E501-1 (水カツ) 2025.1

クハ E501-1 (水カツ) 2025.1

 室内は、ほぼ 209系と同じです。グレーが基調になっています。比較的閑散な区間にもかかわらず、車内広告が結構出ていますが、これは車両基地単位で車内広告を取っているためでしょうか。

クハ E501-1 (水カツ) 2025.1

 上野ー土浦運用撤退の際に設置されたトイレです。

クハ E501-1 (水カツ) 2025.1

クハ E501-1 (水カツ) 2025.1

サハ E501-2 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

サハ E501-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

サハ E501-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

サハ E501-2 (水カツ) 2025.1

サハ E501-2 (水カツ) 2025.1

モハ E501-2 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

モハ E501-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E501-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E501-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E501-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E500-2 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

モハ E500-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E500-2 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

サハ E500-1 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

サハ E500-1 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

 サハ E500 はサハ E501 にコンプレッサーを追加したため別形式となっています。

サハ E501-3 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

サハ E501-4 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

サハ E501-4 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E501-3 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

モハ E501-3 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E500-3 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

モハ E500-3 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

モハ E500-3 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

クハ E500-1001 (水カツ) 2025.1 水戸 山側

クハ E500-1001 (水カツ) 2025.1 いわき 海側

クハ E500-1001 (水カツ) 2025.1

本車の車歴です.

1995.5 川崎重工製造 (水カツ) → 現在に至る

 

 なお、レイルラボには東急車両製造とありますが、現車を見ると川崎重工製造です。また車体端面にも、川崎重工特有のコルゲートがあります。

製造シール

 

*1:103系の15輌運転が始まったのは1987年。

中央東線 211系 日常の記録: クハ211-3024 他 (N313編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台のクモハ211-3024他、N313編成です。

クモハ211-3024 (長ナノ) 2024.12 甲府 山側

クモハ211-3024 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

クモハ211-3024 (長ナノ) 2024.12甲府 海側

 

モハ210-3024 (長ナノ) 2024.12 甲府 山側

モハ210-3024 (長ナノ) 2024.12 甲府 海側

クハ210-3024 (長ナノ) 2024.12 甲府 海側

クハ210-3024 (長ナノ) 2024.12 高尾 山側

本車の車歴です。

1988.3 川崎重工製造 (高タカ) → 2014.1 長ナノ → 現在に至る

 

 製造当初は東北、高崎線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3047, 3048 でした。2013.10 にE231系の進出で運用から外れ、サハは廃車となり 1 年ほどの浪人生活を経て、2014年1月に 115系置き換えのため、長野地区にやってきました。当初は、長野県内を中心に運用されており、1000番台車の検査代走のみで高尾口に顔を出していましたが、北陸新幹線の延長 & 信越線長野以北のしなの鉄道への移譲により運用が減ったため、現在では高尾口に顔を出すこともしばしばあるようになりました。

中央東線 211系 日常の記録: クハ211-2011他 (N609編成)

 中央東線の211系 6輌編成のクハ211-2011他です。本編成はロングシートで、元々は東海道線用として製造されました。製造は民営化後で、この頃は東海道線の混雑対策として、ロングシートの基本編成として製造されました。

 

クハ211-2011 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

クハ211-2011 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

モハ211-2013 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

モハ211-2013 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

モハ211-2013 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

モハ210-2013 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

モハ210-2013 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

モハ211-2014 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

モハ211-2014 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

モハ210-2014 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

モハ210-2014 (長ナノ) 2017.3 高尾 海側

モハ210-2014 (長ナノ) 2022.10 高尾 山側

クハ210-2011 (長ナノ) 2024.5 甲府 山側

クハ210-2011 (長ナノ) 2022.10 高尾 山側

クハ210-2011 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

本編成の車歴です。

 1989.3 川崎重工製造 東チタ → 2013.3 東トウ → 2014.11 長ナノ → 現在に至る

 本編成は当初東海道線用として下記の編成で製造されました。

(東京方) クハ211-2011+サハ211-2013+モハ211-2013+モハ210-2013+サハ211-2014+サロ210-3+サロ213-3+モハ211-2014+モハ210-2014+クハ210-2011 (静岡方)

 ただし、この内 サロ210-3 は元々東チタN3編成に組み込まれていた日立製でした。元々211系のサロは2両とも1階建でしたが、そのうち1両を2階建てにすることになり、1階建てのサロをこちらに流用し2階建てのサロを新製することになりました。

 しかし、サロを全面的に2階建てに変えることになり、2006.4 に231系の導入に伴う113系の撤退とともに空いた113系用2階建てサロを転用することになり (サロ213-114, 212-128)、元々のサロは高崎線系統に転用されました。

 しかし、結局東海道線系統の4扉車統一による233系の導入で、211系は東海道線から撤退することになり、2013年3月、長野総車セにてサハとサロは編成から抜かれて廃車となり、他車は他線区への転用を待つこととなり、疎開となりました。

 その後、長野総車セに入場し中央東線転用のため整備工事を受け、2014.11 より正式に長ナノへ移籍し、115系の後を受けて中央東線での活躍を開始しました。



ART が怒涛の勢いでバージョンアップ

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 ART が12月中旬から怒涛の勢いでバージョンアップを続けています。12月中旬に、Ver. 1.24.3 が出た以降、年末までに 1.24.4、1.24.5 と一挙にバージョンアップされました。GitHub にコードを移してから、GitHub 上で簡単にバイナリーファイルを作って公開することができるようになったためのようです。

 この間の主要な変更点は...

・CTL スクリプト実行時のキャシュ容量の拡大

・Mac OS 版で Exiftool をバイナリーに抱合

・Mac OS 版で lensfun データベース位置情報を修正

・Mac OS 版でデフォルトフォントを変更

・サムネイル表示でカラーラベルがうまく取得できないのを修正

・CTL スクリプトでツールチップにも翻訳機能を適用

・Mac OS 版の環境設定でシステムモニタプロファイルを使うというオプションを非表示に

などとなっています。

 

github.com

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3050他 (N316編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3050他、N316編成です。

クモハ211-3050 (長ナノ) 2024.3 大月 海側

クモハ211-3050 (長ナノ) 2024.12 高尾 山側

クモハ211-3050 (長ナノ) 2024.12 高尾 山側

モハ210-3050 (長ナノ) 2024.3 大月 海側

 

モハ210-3050 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

モハ210-3050 (長ナノ) 2024.12 甲府 山側

クハ210-3050 (長ナノ) 2024.3 大月 海側

クハ210-3050 (長ナノ) 2024.12 大月 海側

クハ210-3050 (長ナノ) 2024.12 高尾 山側

本車の車歴です。

1990.4 川崎重工製造 (東ヤマ) → 2000.12 高タカ → 2014.2 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3099, 3100 でした。2000年12月 に高崎区に移動します。その後 2006年に E231系の導入で高崎・東北線系統にもグリーン車導入が始まりましたが、グリーン車が好評だったため、既存の211系も組み替えてグリーン車を導入することになりました。この時、一部の 3000 番台車は、グリーン車を挟んだ10輌基本編成に組み替えられましたが、本車もそれに使われることとなり、2006.6 本編成に、+ サロ211-1002 + サロ212-1002 + クモハ211-3049 + モハ210-3049 + クハ210-3049 で、10輌編成に組み替えられます。しかし 2013.8 211系の撤退でサロとサハは廃車となり、他の3049と組んで待機となります。その後長野地区にやってきて、3049と分離されました。

 当初は長野地区中心に運用されていましたが、2022年北陸新幹線延伸、信越線のしなの鉄道譲渡で高尾口にも恒常的に姿を見せるようになりました。