銀魂「一杯のかけそばシリーズ」から連載漫画のストーリーの作り方を想像する(逆アセンブル)。
はじめに。
銀魂の第433訓は「一杯のかけそば」なのじゃないかな?と想像しているのですが、第431訓からスタートした『一杯のかけそば』をモチーフとしているであろうシリーズですが…第431訓の感想には以下のように書いておりました。
ジャンプを読み返せば、7巻の話も振り返れるのですが、空知先生はどのようにストーリーを考えられているのかな??年末年始用のネタとしてストックされていた可能性もありますが…??
まぁ、記事を書いている現在で48巻まで出ている長期連載で7巻のキャラが再登場するのはどういうストーリー術、作り方なのかな?と思いました。一つは引用部分にあるように、数年前からアイデア段階も含めてストックされていて、時を経て執筆された…という線もあると思います。
この記事では、そうじゃない『作り方』を実際に掲載されて私が(も)読んだストーリーから想像してみようと思います。逆アセンブル的だな!と思ったのですが、言いたかっただけなのかも知れません。
軽く想像してみると…。
- 一杯のかけそばをモチーフにしたい!
- キャラを探す。
- 設定を補強する。
- ドラマを作る。
というような思考順序と手続きがあったのじゃないかな?と想像しました。記事後半からはそれぞれ解説してみます。あくまで想像ですので、軽ーく読んで貰えると幸いです。
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記事後半であります。
1.一杯のかけそばをモチーフにしたい!
ラーメン屋の女主人という幾松さんが登場した時に、同時に「一杯のかけそば」シリーズが考案されていた可能性もありますが、そうじゃないとしたら、キャラとか抜きに「一杯のかけそば」をモチーフにした作品を作りたい!という気持ちがあったのじゃないか?と想像します。
それは、モチーフからキッカケに一気に話が組まれたかも知れませんし、そうじゃあないかも知れません。
2.キャラを探す。
モチーフとなる題材や、そこから広がるストーリーを考案した時に、銀魂世界の中で「蕎麦屋」など設定に合致するキャラを探されたのじゃないかな?と思いました。
まぁ、ラーメン屋なのに特定の客には「蕎麦も出す」という設定は、続くシリーズも想定されていた可能性が高いように思えますが…あくまでアイデアストックがされてなかった…という前提で考えます。
『蕎麦屋』で合致するキャラと言えば、やはり、幾松さんでしょう。
3.設定を補強する。
幾松さんの父親とか、旦那さんとの関係とかが初期から考案されていた可能性もあるのですが、モチーフから広げていく中で、7巻の状態では不明だった部分を補強していく必要性があったのじゃないか?と思えます。
4.ドラマを作る。
3.とあわせて、よりドラマティックに、そしてバトル的部分が含まれるようにストーリーを作られたのじゃないかな?と…。単純に考えると、当然、「一杯のかけそば」にはバトル展開もないですし、悪役も出てきません。銀魂の作風では悪役抜きの1話完結の話にもできたと思うのですが、複数回に渡るシリーズにするには、『悪役』が必要だったと思えます。
その中で、幾松さんの過去、父親と旦那さんの繋がりなどなども補強されて、よりドラマチックになったのじゃないかな?と思います…。しかし、物語の重点は幾松さんと旦那さんの関係性の部分に置かれている気がするので…ストーリー作成の出発点は、また、別にあったのじゃないかな?と思えます…??
…書いてみると。
モチーフからキャラ、ストーリーに到るストーリー作成術により『一杯のかけそば』シリーズは考案されたのでは!?と思ったのですが…書いてみると、幾松さんが登場した時点で、父親、旦那さんの関係性がセットで考案されていたのじゃないか?と思えました…。
それが世の中に出るまで、しばらく時間が経ったのは、空知先生のモチベーション等々の部分にあるように思えますが…なんとなく思ったのは…。
・思い入れのあるシリーズだからこそベストなタイミングで世の中に出したい!
ということじゃないかな?と思いました。勿論、それも私の想像の部分です。
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おわりに。
実際に書いてみると、結構、グダグダな感じになってしまいました。でも、書いてみると、アイデアがストックされていたのでは?という風に思うことができました。書いてみて、分かることがあるのが、ブログ記事だったりします。
もしも、この思考の流れに付き合ってくれた人がいたならば…ありがとうございます。また、お会いしましょう。
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