ネタバレ注意!銀魂 第432訓「一きれのパンのみみ」と一杯のかけそば…感動して泣いた…ジャンプ感想10号2013年4-2
銀魂 第432訓「一きれのパンのみみ」(空知英秋)
銀魂という作品を考えると、ギャグの部分と、シリアス、泣きの部分。どっちが重点がおかれているのか?と考える事は、年に何回かありますが、そういう時は、空知先生の銀魂以前の読切を思い出すようにしています。
今回すごかったです。こんな物語の繋がり方、繋げ方ってあるのか…というストーリーテリング的な部分も含めて、読んでて涙がでました。
過去と現在との繋がり方。先週の時点で『一杯のかけそば』がモチーフになっていることは分かってましたが、『物語』への組み込み方が見事だな…と思いました。
失ったけど取り戻せるモノ、もう帰ってこない人、その辺りを考えると、さらに悲しい気持ちになりました。
おもしろかったところ。
などと言いながら、ギャク的な部分なところにも触れておくと『ツッコミポジション』が面白かったです。仮設トイレに『突っ込む』とは…。構造的にムリな感じもしますが、有無を言わさない勢いが良かったです。
気になった…と思ったところ。
正直、銀さん達の『力』だったら、ダンボール軍の包囲とか破れそう…と思ったのですが…。『☆迫り来る危機(アオリ文)』…も「ぜんぜん敵じゃあないよねぇ」と思ったのですが…。
単純に幾松さんの安全が確保されたことが分からないと、戦いようがない訳ですよね。。。敵としては戦闘力不足なので、なんらかの『上位組織』が出るのでは?とか、思ったのですが…。
良かったところ。
『パンの耳を分ける』。かみさまの原風景…記憶とかを失っても失われないモノ、魂…そういうのが、銀魂のテーマだったのかな…と今更ながらに思いました。
その他一言感想。
- 父親の過去に誤解があるように思えたのですが…?
- 何故、父親が名乗り出なかったのか…と思ったのですが??
- …母に罪があるのでは?と思ったのですが…お母さんも辛い立場だったに違いない。
来週の予想。
幾松さんの無事が分からないことには、銀さん達は戦えないとするならば、新八さん達は、銀さんを探し回り、銀さん達は逃げ回る…そんな展開になるのじゃないかな?と予想しておきます。
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余談、一杯のかけそば。
有名な作品ですが、このシリーズのモチーフになっている作品だと思われるので、紹介しておきます。以下は、Wikiでの『あらすじ』の引用です。
1972年(昭和47年)の大晦日の晩、札幌の時計台横丁(架空の地名)にある「北海亭」という蕎麦屋に子供を2人連れた貧相な女性が現れる。閉店間際だと店主が母子に告げるが、どうしても蕎麦が食べたいと母親が言い…
一杯のかけそば - Wikipedia
丁度、私が子どもの頃にブームになった作品ですね。1972年は私が生まれる前ですけどね。
先々週と先週の感想
第430訓「神ゲーと糞ゲーは紙一重」
ゲームってシリーズになればなるほど『タイトルで売れる』ってあるように思えますが、『テイルズ・オブ』をつけちゃうのが面白かったです。選択肢で話す主人公の名前が「帝流呪王武双六(ているずおぶすごろく)」というのも…。
テイルズ・オブ・銀魂のすごろくw第430訓「神ゲーと糞ゲーは紙一重」メタフィクションが面白い!ジャンプ感想08号2013年5-1ネタバレ注意!
第431訓「一杯のラーメン」
神様ならぬ紙様の登場ですが、マダオさんは何をやっているのかwwと面白かったです。マダオさんに何があったのか??ずっと『かみさま』はマダオさんだと思わせておいて、「ゴニョゴニョいっている人」というのは、反則的な面白さでした。
幾松再登場!銀魂 第431訓「一杯のラーメン」父親はかみさまかな?ネタバレ注意!ジャンプ感想09号2013年5-1
余談。
錦幾松さんという本名や『お嬢様設定』は7巻の初登場時から考案されていたのかな?という部分が気になりました。かなり間があいているので、後付である可能性もあると思いますが(それで良いと思いますが)、空知先生のストーリー術が気になるところです。
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