夏が来て僕ら(大森かなた)読切感想『二人乗り、喫煙、珍走団というコンプラギリギリ広島県ラブコメ』あらすじ+連載化予想・ジャンプ感想26号2021年【ネタバレ注意】
20夏が来て僕ら(大森かなた)
最近、バイク(カブ)のアニメが二人乗りで炎上してたみたいですが、おもっきり二人乗り&暴走族なスタートで、ジャンプ・ショート・フロンティアの読切です。
あらすじ。
東京住みの健人は、漫画のラブコメに憧れていた。田舎での美少女との出会い。そしたら、親の田舎の広島っぽいところに夏の旅行に行くことに。そこで、美桜(みお)他、マイルドヤンキー達と出合うことになる。
二人乗り、喫煙、珍走団というコンプラギリギリ。
この内容でネットで炎上したら逆にビックリするけど、先日のバイク・アニメでの炎上した要素よりも、沢山のコンプライアンスを含んでますね。
まあ、私は「漫画やで」と思って読んでますけど、「田舎のマイルドヤンキーの不良女め!」と思う読者もいるんだろうか…?
広島県ラブコメ。
作品内で「広島」とは出てませんけど、方言の感じからして広島県でしょう。岡山県の可能性は消しきれませんが、「じゃけん」をプッシュしている感じは、広島県じゃろう、朝日ソーラーじゃけん(昔のCM)。
作者が広島出身なんじゃないかと思われますが、私の母方の実家が岡山ってこともありますが、懐かしいと思いました。
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総評。
面白い。15ページというページ数に対して、短さを感じさせないのは、コマが細かいのもあるかもしれないけど、作品内での感情の動きなどの起伏に富んでいるからだと思います。
コロナ禍において、旅行は不自由だし、SNS等々で他人が凶器となりうる現代社会において、田舎での出会い、恋愛などが、とてもしみました。
田舎で出会ったマイルドヤンキーの女が、実は可愛くて、恋愛に発展するってのも、漫画のようなファンタジーですが、この読切は漫画作品です。
連載化の予想。
連載化はなさそうですが、東京住みが田舎で暮らして、やがて帰っていく。人気が出たらヤンキー女が上京して都会生活みたいなラブコメを読んでみたい。青年誌っぽいけど。
関連の感想。
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実際は、仲間内でXXXXさせるXXXXな女ってのが現実だと思う(激しいコンプラ)。
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