鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 外伝 後編「新選組・人狼・武士とまだ見ぬ金脈のラッシュ」感想&予想・ジャンプ感想46号2020年【ネタバレ注意】
12鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 外伝 後編(吾峠呼世晴×平野稜二)
食べ物たくさんのお花見の扉絵からスタート。この様子だけ見ていると、恋柱は、炎柱と懇ろになりそうなものだけど、そうはならなかったのが、事実。
鹵獲腔 影狼。
影の狼を出してくる血鬼術。炎は、光を発するわけだけど、光VS影という感じだろうか。
鬼の回想。恨みの相手が描かれているけど、おそらく、煉獄父親であろう。刻みつけられた恐怖から脱することができない様子は、鬼舞辻無惨に見つかったら、容赦なく殺されそう。
稽古に励む回想。母親からの思いというのが、彼のオリジンなのであろう。
爆弾。
血鬼術じゃあなくて、現物の爆弾を仕掛けまくるってのは、本編になかったと思うので、面白い。
炎の呼吸が上手く使えないってのは、結果として、恋柱になるところに繋がるのであろう。
母が子を守るシーンが、胸にくる。鬼滅の刃らしさをしっかり継承していると思う。
甘露寺蜜璃の能力覚醒前夜。ワタワタしつつ、守る意志が固まる感じが、とても良いですね。
全身で振るう。
本編での恋柱の戦い方に繋がっていく部分。このような前日譚的な部分も、鬼滅本編で描かれなかったシーンとして、設定があったのであろうか。
「愛する心」と「私らしく」という言葉が泣ける。アニメで恋柱が登場した時に、その刺激的な格好から、ネットで嫌な界隈(かいわい)で、嫌な炎上の仕方をしていたのだけど、甘露寺が背負っているモノを理解すれば、そんな炎上はなかったのだと思う。
恋の呼吸が生まれた瞬間。誕生したけど、ずっこけているのも、鬼滅らしい。「ありがとう」という言葉も泣ける。見た目でディスってきた母親からも、認められる。
倒れない。
銃弾を浴びても倒れない煉獄杏寿郎は、さすがに強すぎな感じありますけど、どうなんでしょ。
そして、鬼の弾切れ。血鬼術じゃなくて、実物の銃を使っているのは、やはり、鬼としての能力が低いからであろうか…。
そして、最後に残された武器。武士道の回想、狼の血鬼術からして、元は新選組的な組織に属したのであろうか。銃を使っているのは、むしろ、生前の強い恨みのようなモノだったのか…?
そして、戦禍陣狼。幕末要素なども、鬼滅本編では触れてない部分だから、新たな金脈を掘り起こしたのかも。ヨアケモノ(関係ない)。
ハイロウ。
銃を使って軍服だったやつが、人狼姿の武士になる。美味しい要素がテンコ盛りである。
そして、激突。銃や爆弾の攻撃が前フリだったかのような、迫力のシーンである。そして、炎の呼吸の奥義。もしかして、外伝で登場するのが初なのか?と思ったけど、そんなことなさそう。
そして、奥義の炸裂。アングルとか、エフェクトとか、原作とは違う角度で描かれている感じで良いですね。
ガシ。
バトル決着。煉獄は力を使い果たしたけど、仲間たちが爆弾などの解除を済ませていた。これが、チームプレイである。
そして、炎柱の就任。それぞれの柱に、柱になる前の物語があるだろうから、スピンオフはもっとできるでしょう。
そして、時は流れ、今まさに映画が上映されている無限列車編のラストシーンに繋がる。本編を知っている人は、知っていることだけど、映画を見てない人で、外伝だけ読んだ人は、ショックであろう。
桜の匂い。
現象の説明はされないだろうけど、炎柱の想いが受け継がれたってことであろうか。そして、主人公に継承された柄。桜の匂いとは、受け継がれた意志であろうか。
総評。
本編の最終巻と一緒に外伝のコミックスも出るそうです。ファンは、絶対に買うでしょうね。それは、さておき、とても良かったです。
本編では触れてなかった大正時代の美味しいところである軍服であるとか、銃で攻撃してくる鬼であるとか。そう思わせて、新選組っぽい回想があり、銃が武器であることが、むしろ生前のネガティブな要素から繋がっていたのが、見事でした。
自分の人間としてのプライドを砕いた銃を、鬼なってからその威力を振るう側となり、最終的に行き着いたのは刀であり武士の心を取り戻す。ピックアップされてないけど、ハイロウもまた、煉獄と戦ったことで、心が救われたのだと思われます。
鬼滅の刃の本編の美味しいところを、しっかりと汲み取っている感じが、とても良かったです。
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先週の感想。
煉獄杏寿郎 外伝・前編
平野稜二先生のスピンオフ的な外伝読み切りです。原作者の吾峠呼世晴先生は監修って感じでしょうか。扉絵の煉獄杏寿郎がカッコいい。単純に絵柄で言えば、アニメ的でもあるし、平野作画ファンはけっこういるような気がする。
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銃の鬼の復讐の理由。飲んだくれになってしまった父親の心情。そして、母親の死の真相などをバトルをやりつつ描きつつ、ラストは柱の就任式を描いて、竈門炭治郎と初めて出会ったシーンを描いて、エンディングだと思うんだぁ。
鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 外伝・後編予想・感想『銃の十二鬼月の勘違いとは!?炎柱爆誕で終了か!?』(吾峠呼世晴×平野稜二)次回(ジャンプ45号2020年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
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コミックスが沢山売れたら、次なる外伝にならないだろうか。映画化第2弾だってあるだろうし…。
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