ピタパ【PiTaPa】
PiTaPa
読み方:ピタパ
PiTaPaとは、非接触式ICカードを利用した電子決済システムのひとつで、関西の私鉄・地下鉄をメインにショッピングや飲食など様々なシーンでの利用を可能にしたシステムの名称である。
PiTaPaは関西一円をカバーする私鉄・地下鉄やバスなどの乗車に一貫して利用できる共通交通券「スルッとKANSAI」を土台としている。「スルッとKANSAI」に参加している関西圏内の鉄道会社やバス会社では同じひとつの交通券で乗車することができる。PiTaPaが非接触式ICカードを採用したことによって、これらの交通機関では改札機などの読み取り機にカードをかざすだけで乗車決済できる。これによって交通機関の乗り入れ・乗り換えがきわめてスムーズに行えるようになる。
また、PiTaPaには交通機関だけでなく書店や飲食店なども参加している。PiTaPaに加盟している書店や飲食店では、PiTaPaを用いた電子決済によって支払いが行えるようになっている。
PiTaPaの大きな特徴としては、料金決済にポストペイ(後払い)制を採用しているという点を挙げることができる。ポストペイを採用したことによって、まめに残高の補填(チャージ)を行う手間が省け、残金を気にすることなくサービスを利用することができるようになっている。なお、JR西日本でもPiTaPaを利用することができるが、JR西日本で利用する場合には事前にチャージを行っておく必要がある。
参照リンク
PiTaPa.com
電子マネー・決済システム: | ネットワーク型電子マネー ネット銀行 ニンテンドープリペイドカード PiTaPa PASMO PayPal Pidel |
PiTaPa
PiTaPa
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 01:00 UTC 版)
PiTaPaの振替輸送の扱いはPiTaPaが使用可能な各社局の約款による。スルッとKANSAIの見解から要点をまとめると以下のとおりである。 定期券の券面表示区間内での乗車 振替輸送を受けることができる。従来の定期券と同じ取り扱いである。通常通り自動改札機で出場(一部の駅では係員改札を通る場合あり)。振替先各社局の駅でPiTaPa定期券を提示、有人改札を通り当該振替区間に乗車する。なお、2019年3月15日までは所定の振替乗車票を受け取る必要があった(バスなどとの振替輸送については、2019年3月16日以降も振替乗車票を配布、近畿日本鉄道の東海エリアでの振替輸送も2021年1月31日までは振替乗車票を配布していた)。 ポストペイ機能での乗車(マイスタイル・区間指定割引も含む) 振替輸送を受けることができない。 2019年3月15日までは乗車中に運行不能となった場合に限り、振替輸送の取扱いを行う場合があった。 上記に起因して、「区間指定割引」等のポストペイ交通割引サービスを受けることができない場合があった。 SF機能での乗車(例:JR西日本エリアの利用) 各社局の約款による。JR西日本エリアの場合は2019年3月15日まではICOCAと同等に振替輸送が受けられた。
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