誤謬
誤謬(ごびゅう)とは、論理的な誤りや間違いを指す言葉である。一般的には、推論や議論の過程で生じる論理的な矛盾や非合理性を指す。誤謬は、事実とは異なる結論を導く可能性があるため、正確な情報伝達や理解を妨げる要素となる。 誤謬には様々な種類が存在し、それぞれ特定の論理的な間違いを表す。例えば、「人身攻撃の誤謬」は議論の相手を攻撃することで、その人の主張を否定しようとする誤謬である。また、「二分法の誤謬」は、二つの選択肢しか存在しないと誤って仮定する誤謬である。 誤謬は、日常生活やメディア、政治的な議論など、様々な場面で見られる。誤謬を理解し、それを避けることで、より正確で合理的な議論が可能となる。
ご‐びゅう〔‐ビウ〕【誤×謬】
誤謬
誤謬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:59 UTC 版)
お前だって論法は、次のようなパターンをとる。 人物Aが、Xを主張する。 人物Bが、Aの行動や過去の主張などは、主張Xに沿ったものではない、と主張する。 したがって、主張Xは誤りである。 このような例として次のようなやりとりが考えられる。 ピーター:ビルは税金を騙し取っている。 ビル:お前だって未払いの駐車料金が20件もあるくせに、よくもそんなことが言えたもんだ。 相手の道徳上の性格や、行動は、一般的に議論の論理性とは無関係であり、これは誤謬である。この手法は、燻製ニシンの虚偽を用いた戦術でしばしば用いられる、人身攻撃論法のひとつであり、そこではなんらかの主張なり議論が、それを唱えたり、支持したりする者に関する事実によって拒まれることになる。
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誤謬
出典:『Wiktionary』 (2021/06/15 14:18 UTC 版)
名詞
発音(?)
- ご↗びゅー
翻訳
- アイスランド語: rökvilla
- アラビア語: سفسطة
- インドネシア語: kesesatan
- ウクライナ語: логічна хиба
- 英語: fallacy
- オランダ語: drogreden
- カタルーニャ語: fal·làcia
- ギリシア語: λογική πλάνη
- スウェーデン語: argumentationsfel
- スペイン語: falacia
- スロヴァキア語: logický klam
- セルビア語: логичка грешка
- チェコ語: logický klam
- 中国語: (繁): 謬論/ (簡): 谬论
- 朝鮮語: 오류
- ドイツ語: Fehlschluss
- トルコ語: safsata
- ノルウェー語: tankefeil
- ハンガリー語: érvelési hiba
- ヒンディー語: मिथ्या तर्क
- フィンランド語: argumentointivirhe
- フランス語: sophisme
- ヘブライ語: כשל לוגי
- ポーランド語: sofizmat
- ポルトガル語: falácia
- リトアニア語: argumentacijos klaida
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