じん‐ぎ【仁義】
じん‐ぎ【神器】
じん‐ぎ【神×祇】
じん‐ぎ【▽辞宜/▽辞義】
じんぎ 【仁義】
中国の孟子の思想。孔子は仁を説いたが、孟子はそれに義を加え、仁(博愛)と義(正義)を道徳の基本とした。仁義礼智の中の仁義の徳である。これは日本にも流入し、武士は仁義を重んじたが、のちに博徒社会でもいうようになった。
じんぎ 【神祇】
日本で、天神(天つ神)と地祇(国つ神)とをいう。漢字「祇」の示は祭壇を表したもので、それに氏であるから氏神としての土地神をいうのである。一九四〇(昭和一五)年、神社局を廃して神祇院ができたが四六年廃止され神社の国家管理は終わった。勅撰和歌集の中で神祇に関係した歌を神祇歌という。大宝令では神祇官が制定されていた(「かむづかさ」)。その長官を神祇伯といった。一八六八(明治一)年にも置かれ七一年神祇省と改称したが翌年廃止した。律令では神祇に関する部分を神祇令といった。中世以降、世襲で神事に関与した白川家・中臣家・斎部家・卜部家を神祇の四姓という。江戸前期には旗本奴の徒党に神祇組というのがあった。神祇に誓って盟約したからこういった。栗田寛著『神祇志料』(一七巻。一八七三年成立)は『大日本史』の「神祇志」編纂のために記されたもの。
仁義
読み方:じんぎ
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仁義
姓 | 読み方 |
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仁義 | じんぎ |
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