福岡空港/出国審査場通過エリアに新免税店エリア来年3/28オープン
2024年12月20日 12:27 / 店舗
福岡国際空港は2025年3月28日、福岡空港(福岡市博多区)国際線ターミナルビル3階の出国審査場を通過したエリアに新免税店エリアをオープンする。
約6000m2のエリア内で、国内空港免税店初となるコスメ・ファッションブランドなど新たに44ブランドをラインアップし、さまざまな顧客ニーズに対応。ブランドブティックは空港初となるジャパンブランドに特化し展開するほか、コスメエリアでは国内外有名ブランドからライフスタイルコスメなど幅広い化粧品や香水を取り扱う。
ウォークスルー型となる新免税店の中央には「YAGURA」エリアを設ける。八女提灯・博多織・酒樽からなる高さ8.7メートルの大型櫓(やぐら)を設置し、福岡らしさ・日本らしさを演出。フォトスポットとしてはもちろん、集合場所にもなる福岡空港国際線の新たなランドマークが誕生する。
内装コンセプトは「交易都市 FUKUOKA」。緩やかな川の流れに沿って続く福岡の街の風景を切り取った空間で、旅の思い出を振り返り、旅立つ前の最後の発見をする場所だという。
ジャパンブランドに特化した「ブランドブティック」エリアでは、国内空港免税店初の取り扱いとなるブランドに加え、既存ブランドのブティック展開により、取扱商品を大幅に増やした。イッセイ ミヤケの複数ブランドを取り扱う「ISSEY MIYAKE」、国内空港免税店では初登場の「KENZO」「Maison MIHARA YASUHIRO」、日本発のファッションブランド「ONITSUKA TIGER」、ポーター初の免税SHOP「PORTER」などがオープンする。
コスメでは、オーストラリアのメルボルンで創業した「AESOP」、敏感肌ブランド「OSAJI」が国内空港免税店で初登場。ファッションでは、「BALL & CHAIN」「LACOSTE」「MAISON KITSUNE」「MARIA BLACK」「聖林堂」が国内空港免税店に初登場となる。
このほか、酒は定番品から地場の特産品まで、価格帯含めて幅広くラインアップする予定だ。
また、新免税店のオープンに先行して3月19日、手荷物受取所内に到着免税店を新たにオープン。洋酒や煙草に加え、ハイネマンアジアパシフィック社とのパートナーシップのもと世界的に人気の高い「TWG Tea」と「BACHA Coffee」の取り扱いを開始するという。
■エリア概要
オープン日:2025年3月28日
免税店エリア面積:約6000m2(店舗および通路等を含む)
取扱カテゴリ:ファッション(ブランドブティック・時計・ジュエリー・サングラス含む)、コスメ、酒、煙草
取扱ブランド数:ブランドブティック13(うち新規4)、コスメ79(うち新規27)、ファッション36(うち新規13)
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