清涼飲料/12月1位は2カ月連続「コカ・コーラ」
2021年01月13日 10:30 / POS分析
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マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、12月の清涼飲料の1位は、日本コカ・コーラ「コカ・コーラ」1.5リットルだった。
「コカ・コーラ」は、1886年、薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士により、米国ジョージア州アトランタで誕生した。以降120年以上にわたり、200以上の国や地域で販売されている。
2位は日本コカ・コーラ「コカ・コーラ ゼロシュガー」1.5リットル。パッケージは、「コカ・コーラ ゼロ」であることがよりわかりやすいデザインに8月刷新し、炭酸飲料にゼロシュガー、ゼロカロリーを求める消費者が手に取りやすい商品を目指したという。
3位は日本コカ・コーラ「ファンタ グレープ」1.5リットル。1958年に発売されたロングセラーのフレーバー炭酸飲料。
5週間以内に発売した商品は、8位伊藤園「お~いお茶 お抹茶」370ml、12位コカコーラ「ファンタ芳醇アップル」490ml、14位アサヒ「特産三ツ矢福岡県産あまおう」460ml、18位アサヒ「カルピスソーダ濃いめいちご」500mlがランクインした。
8位伊藤園「お~いお茶 お抹茶」は、テアニンと茶カテキンの働きにより、「認知機能(注意力・判断力)の精度を高める」機能性表示食品の抹茶飲料(摂取目安量1日2本)。同社独自の契約栽培の抹茶を使用し、まろやかな後味と余韻のある旨みに仕上げた。抹茶の液色を保持する独自技術により、緑鮮やかな抹茶の色を実現した。
12位コカコーラ「ファンタ芳醇アップル」は、はじける炭酸と芳醇なアップルの味わいだという。
14位アサヒ「特産三ツ矢福岡県産あまおう」(希望小売価格税別150円)は、12月1日発売。「あかい、まるい、おおきい、うまい」が名前の由来の福岡県だけでしか生産されない希少ないちごである「あまおう」の果汁を使用した。
18位アサヒ「カルピスソーダ濃いめいちご」は、12月15日発売。「カルピスソーダ」の約2倍となる乳成分を配合した。いちご果汁を合わせたことでコクだけでなく、まろやかで甘ずっぱいおいしさに仕上げたという。
新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。
RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。
新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。
ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。
売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。
■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/
メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/
注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。
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