くら寿司 決算／10月期増収増益、日本事業が好調
2024年12月12日 10:20 ／ 決算
くら寿司が12月11日に発表した2024年10月期決算によると、売上高2349億5000万円（前年同期比11.1％増）、営業利益56億9900万円（132.0％増）、経常利益62億2400万円（115.9％増）、親会社に帰属する当期利益32億2600万円（273.7％増）となった。
日本事業の売上高1742億7300万円（6.2％増）、経常利益65億6900万円（375.5％増）。
同社の強みである「まぐろ」「かに」など質の高い商品を中心にしたフェアを実施。TV放送開始から25周年となる人気アニメ「ONE PIECE」など話題性の高いコンテンツとのコラボ企画が好調で、増収増益だった。
北米事業は、売上高358億6600万円（38.1％増）、経常損失10億4100万円（前年同期は経常利益2億4700万円）。
米国経済の減速により、経常損失を計上している。
アジア事業の売上高251億2600万円（16.5％増）、経常利益9億1500万円（37.5％減）。
台湾では「ちいかわ」とのコラボが話題となった。一方、組織強化のための投資に加え、人件費や光熱費の上昇により、減益となっている。
店舗は、国内11店舗、米国14店舗、アジア5店舗の計30店舗を出店した。この結果、10月末の店舗数は、全て直営で677店舗（「無添蔵」4店舗、「くらおさかな市場」1店舗、米国64店舗、アジア61店舗を含む）となった。
次期は、売上高2430億円（3.4％増）、営業利益50億円（12.3％減）、経常利益52億円（16.5％減）、親会社に帰属する当期利益34億円（5.4％増）を見込んでいる。
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