大谷翔平5年以内に「サイ・ヤング賞&最多勝」の青写真 3度目の右肘手術なら二刀流断念を示唆
ドジャース・大谷翔平(30)が、MVPを受賞した11月22日(日本時間)以来、久々に公に姿を見せた。
10日、複数のメディアによる合同インタビューに対応。前人未到の「50-50」(54本塁打-59盗塁)、リーグをまたいで2年連続3度目のMVP受賞、本塁打王に、初の世界一と最高の結果で終えたが、「自分の進む可能性がどんどん広がってきて、進めば進むほどに足りない、足りないという野心が増えていった感覚。どれだけ多く技術やフィジカルを高めていけるか、趣味みたいな部分」と、飽くなき向上心を口にした。
本塁打王(23、24年)、シルバースラッガー賞(21、23、24年)、ハンク・アーロン賞(23、24年)など、数々の打撃タイトルや表彰を手にしている大谷が次に視野に入れているのは当然、投手のタイトルだろう。
来季は3月のカブスとの日本開幕シリーズは今季同様、DHでの出場が濃厚ながら、2季ぶりに投打のリアル二刀流で復帰する見込みだ。
18年に渡米してから、右肘に2度、メスを入れている大谷は二刀流継続について「現実的に3回目の手術を受けるのが5年以上(29年以降)は延びてほしいと思っている。35歳過ぎて3回目の手術をして、復帰に1年をかけるのは正しい選択なのか」と明かすなど、次に右肘にメスを入れた時に投手を断念する可能性を示唆した。