太地喜和子「まぼろしの“出自”を探して」(1)ずたずたにされた東映時代を頑として語らなかった理由
「ねえ、男にお願いされるじゃない、なんかホンキでさ、三回たのまれると、何かこっちもそうかなあってついつい気分が乗っちゃうんだね」(「欲望という名の女優」長田渚左、以下同)
太地喜和子(本名の読み=たいじ・きわこ)は、こんな話をして取材中の女性ライターを困惑させた。そして多…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,150文字/全文2,290文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】