JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望
10日に横浜市で行われたJリーグ・アウォーズ(年間表彰式)で最優秀選手賞(MVP)に選出されたヴィッセル神戸FW武藤嘉紀(32)の身辺がザワついている。
2021年夏に神戸入りして以来、主軸FWとして2年連続戴冠に大きく貢献した武藤が、神戸の契約延長の申し出を袖にして「2025年は関東圏のクラブでプレーする」と噂されているのだ。サッカー関係者がこう言う。
「今年は右サイドのウイングとしてプレー。攻撃ではチーム最多の13得点を決め、守備面でも体を張ったプレーでチームを支えた。誰もが納得のMVP選出だった。しかし、武藤にはふたつの不満があった。まずは年俸面です。エースFW大迫勇也(34)の年俸3億円に対して3分の2の2億円というのが納得いかなかったという。ウイングというポジションでフィジカル面での負担も大きすぎます。武藤は4月にろっ骨を骨折するなど苦労したが、来季も神戸にとどまれば1トップのFW大迫が相手ゴール前にデンと構え、武藤は再び右ウイングで酷使される公算は大。武藤は年俸アップに加えてFWで起用してくれるクラブへの移籍を真剣に考えるようになり、J1で最も選手の平均年俸の高い金満クラブ・浦和レッズへの移籍に関心を抱いているというわけです」