また維新系の問題知事が…奈良県が2.7億円投入、無料K-POPイベントに注がれる疑惑の目
兵庫県の斎藤元彦知事に続き、また維新系の問題知事が飛び出した。
奈良県が来年10月、奈良公園でK-POPアーティストが出演する無料イベントを企画。友好提携を結ぶ韓国・忠清南道との交流を促す狙いだというが、事業費は約2.7億円と巨額で、しかも1日限り。〈高すぎる〉〈有料でやれ〉と、SNSで批判が沸き起こっているのだ。
朝日新聞電子版の記事(11日配信)が拡散すると、山下真知事が12日にX(旧ツイッター)に長文の釈明を投稿。〈億単位の費用はかかるものの、お金のない日本の若者も大好きなK-POPアーティストに生で接することができ〉などと、恩着せがましい書きぶりである。
〈企業等の協賛を確保したり、ボランティアを募ったりして、奈良県の負担する費用を少なくする努力はしていきます〉とも投稿していた。昨年の知事選で日本維新の会の公認で初当選。“身を切る改革”に言及するなど「らしさ」全開だが、どんぶり勘定すぎないか。
「事業費はおおむね、舞台設置、警備、運営スタッフの人件費の3つに大別される。アーティストの報酬、渡航費は忠清南道側が負担する。会場は屋外で観客数は9000人を想定しています」(知事公室国際課)