奨学金(大学院)
ICUで学びたいあなたの気持ちを応援します。
ICUでは、世界と日本を結ぶ架け橋としての役割を担う高い専門生を備えた指導的な人材を育成することを目的に、成績優秀者を対象とした奨学金、学会発表の経費を支援する奨励金、研究に専念できる環境を整えるための奨学金など、大学院生の学業と研究をサポートするためのさまざまな奨学金を用意しています。
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奨学金(大学院)
入試出願時に応募 学費の支援
ICUトーチリレー大学院新入生奨学金
修学意欲が充分にありながら経済的な援助が必要な学生を支援する制度です。返済義務は無く、採用されると入学初年度第1学期目の授業料及び施設費相当額が減免されます。さらに学業成績が特に優秀な学生には、3学期分または2学期分相当額の免除が行われます。(若干名)大学院博士前期課程への入学選考を受ける方を対象としています。
2025年度募集要項在学生の学費支援
募集要項、応募書類等の詳細は、入学後に学内ポータルサイトよりご確認ください。
ICUトーチリレー在学生奨学金
学業成績、経済的必要度などを考慮した上で年間授業料(授業料および施設費)の3分の1相当額が免除される奨学金です。対象学期時(春学期)において、教養学部・大学院博士前期課程に在籍する2年次以上の在学生を対象としています。採用人数:35名程度(募集年度により異なる)
ICU奨学融資制度(貸与)
大学が保証人となり、学生本人名義で提携銀行から年間授業料(授業料および施設費)相当額を限度に低利(在学中は無利子)で融資を受けられる制度です(2024年度現在)。 返済期間は最初の契約から20年で、在学中の利子は大学が負担し、返済は修了後に始まります。希望者のほぼ全員が融資を受けられます。学期ごとに募集を行い、複数学期の利用も可能です。本科学生(転編入本科学生含む)として在籍する方が対象です。
入試出願時に応募 大規模災害への支援
大規模災害特別措置
大規模自然災害により被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。ICUでは、受験者の皆様が安心して本学を志願していただけるよう、申請に基づき特別措置を講じます。詳しくは入学選考のページをご覧ください。
大規模災害特別措置について研究支援
大学院学生学会発表奨励金
学会において研究発表をする大学院学生に対して、1回にあたり3万円を支給します。年1回までの支給で返済の義務はありません。博士前期課程の学生は、標準修業年限内に2回、博士後期課程の学生は、標準修業年限内に3回に限られます。標準修業年限を超えて在籍する場合は、1学年度に1回受給できます。
大学院博士後期課程学生研究奨励金
博士後期課程に在学する学生を対象に、研究活動の支援を目的に年額12万7000円を支給します。返済の義務はありません。年1回で、標準修業年限内に3回まで受給できます。
学業成果への奨励金
Friends of ICU 学術奨励賞
Friends of ICU学術奨励賞は、使途指定寄付金を基に設立されています。各賞の選考委員会による選考の結果、それぞれの該当分野の中で、その年最もすばらしい卒業論文、修士論文または成績を修めた学生に贈られます。分野により各種奨励賞が設けられています。
過去の受賞者はこちら家計急変時の支援
家計急変
国際基督教大学では、家計支持者の失職・破産・会社の倒産・病気・死亡・離別等により家計が急変した学生を対象とした経済支援として、国際基督教大学家計急変給付奨学金を設けています。家計が急変し、経済的支援が必要な場合、急変事由が発生してから1年以内に学生グループに申し出てください。ただし、新入生は入学後の事由のみを対象とします。
措置内容:授業料及び施設費1学期分を上限に免除
生活費支援
本制度は、修学意欲が十分にありながらも、さまざまな事情により保護者や親族からの経済的支援を受けられず、明日の生活費に困窮している本学学生を支援することを目的とし、制度に賛同する卒業生・教職員・一般の方々から寄せられた寄付金を基に創設しました。申請を希望する方は入学後学内サイトで詳細をご確認の上、学生サービス部学生グループ「経済的困窮学生かけこみ生活費支援制度」担当へご相談ください。
篤志家による在学生支援
篤志家の皆様からのご寄付によって学生の学びを支えている奨学金です。入学後に学内サイトを通じて募集があります。表は一例です。
名称 | 種別 | 内容 |
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ICU同窓会 湯浅・細木奨学金 | 貸与・無利子 | 100万円以内 |
都留春夫奨学金 | 給付 | 200,000円、採用枠:1名 |
外部機関による在学生支援
以下にご紹介する支援のほか、年間100件を超えるICU生向けの外部機関の奨学金を取り扱っています。
過去実績名称 | 種別 | 内容 |
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日本学生支援機構貸与第一種奨学金 | 貸与・無利子 | 学部生:2~6万円/月 修士:5~8.8 万円/月 博士:8~12.2 万円/月 |
日本学生支援機構貸与第二種奨学金 | 貸与・有利子 | 学部生:2~12万円/月 大学院生:5~15万円/月 |
大学院修士段階における授業料後払い制度(日本学生支援機構貸与無利子) | 貸与・無利子 | 年間最大約78万円 |
日本政策金融公庫 (国の教育ローン) | 貸与・有利子 | 最大350万円 |
学外からの奨学金(民間団体・地方公共団体) | 給付または貸与 | 各奨学金による |
ほかに、外国籍の留学生を対象とする日本政府(文部科学省)国費外国人留学生制度やロータリー平和フェローシップがあります。英語ページに切り替えてご確認ください。
「奨・学・金」、それは名の通り「学びを奨励するお金」です。英語の"scholarship"には「学問」「学識」という意味もあり、「あの人は立派なscholarshipのある人だ」という言い方もします。つまり、奨学金をもらう人は立派な学識を持つことが求められています。ぜひICUで、高い志を持ち、それぞれの奨学金に込められた願いや期待を胸に学んでください。