大学の取り組み
グローバルな取り組み
国連グローバル・コンパクト
国際基督教大学(ICU)は2009年4月、「国連グローバル・コンパクト」に参加しました。責任ある創造的リーダーシップを発揮し、国際社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに、自発的に取り組みます。
具体的には「人権擁護の支持と尊重」「環境に対する責任のイニシアティブ」など企業・団体等の社会的責任の柱となる10原則に賛同し、トップ自らのコミットメントのもと、それらの実現に向け、努力を続けます。
国連アカデミック・インパクト
ICUは2017年3月31日、国連アカデミック・インパクト(United Nation Academic Impact, UNAI)に参加しました。UNAIは、国連広報局のアウトリーチ部が主催するプログラムで、国連と世界各国の高等教育機関とのパートナーシップを結ぶ取り組みです。
アカデミック・インパクトは、以下の10原則を支持し促進させるというコミットメントによって成り立っており、本学はこれら全ての原則に取り組みます。
- 原則1:国連憲章の原則を推進し、実現する
- 原則2:探求、意見、演説の自由を認める
- 原則3:性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する
- 原則4:高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する
- 原則5:世界各国の高等教育制度において、能力を育成する
- 原則6:人々の国際市民としての意識を高める
- 原則7:平和、紛争解決を促す
- 原則8:貧困問題に取り組む
- 原則9:持続可能性を推進する
- 原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く
学内の取り組み
施設整備
本学の施設整備計画(現在進行中)については、以下をご覧ください。
高大接続の取組み
ICUは、第二次世界大戦の深い反省から、平和に貢献できる人材を輩出すべく、1953年に日本で最初のリベラルアーツ・カレッジとして誕生しました。その献学の理念から、ICUで行う高大接続の取組みは、2015年の本格実施当初から、広い意味での「平和」をテーマにした中等教育から高等教育への教育接続を目指して実施しています。