CATEGORY【生田斗真】俺の話は長い
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
新土曜ドラマ「俺の話は長い」
2019年作品 土曜22時放送
失業してニートになった男性の現実逃避に惑わされながらも、家族がともに絆を深めていくさまを描いていく。30分2話構成。
【最新予告】
【スタッフ】
脚本:金子茂樹
演出:中島悟 丸谷俊平
プロデューサー:池田健司:櫨山裕子:秋元孝之
【キャスト】
生田斗真 岸辺満 無職のニート。大学卒業後、起業したが失敗し実家に寄生している。。
安田顕 秋葉光司 満の義理の兄。綾子の再婚相手。綾子の尻に敷かれて、家庭内で孤独を感じている。
小池栄子 秋葉綾子 満の姉。バツイチだが、光司と再婚。前の夫との子どもで15歳の中学生・春海を育てている。
清原果耶 秋葉春海 綾子の娘。私立中学校の3年生だが不登校。思春期真っただ中の15歳。
原田美枝子 岸辺房枝 満と綾子の母。夫の死後、女手一つで喫茶店「ポラリス」を切り盛りする苦労人。
【視聴率】
01 10/12【8.4】 すき焼きと自転車/寿司とダンボール
脚本:金子茂樹 演出:中島悟
02 10/19【9.0】「焼きそばと海」「コーヒーと台所」
脚本:金子茂樹 演出:中島悟
03 10/26【8.9】カボチャと喫茶店 其の六酢豚と墓参り
脚本:金子茂樹 演出:丸谷俊平
04 11/02【8.4】 「アイスと夜の散歩」・「バーニャカウダと犬の散歩」
脚本:金子茂樹 演出:中島悟
05 11/09【8.0】銀杏と爪切り シャンパンと合い鍵
脚本:金子茂樹 演出:
06 11/16【】「毛蟹と体温計」・「モンブランと亀」
脚本:金子茂樹 演出:中島悟
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【Fcast バラエティ視聴率速報】
カテゴリー::【生田斗真】俺の話は長い
岸辺満(生田斗真)は、喫茶店を営む母・房枝(原田美枝子)に寄生する31歳のニート。ある晩、姉の秋葉綾子(小池栄子)が夫の光司(安田顕)とすきやき用の肉を携えてやってくる。マイホーム建て替えの 3 か月間、娘の春海(清原果耶)も加えた家族 3 人で岸辺家に同居させてほしいというのだ。「相談の仕方間違ってる」満は、すき焼きが嫌いだからとヘリクツを並べて同居に反対し、綾子との壮絶な言い争いを繰り広げる。
感想
このドラマは、本当に岸辺満が、どんな加減で、言い訳をぶちかましてくるのかが問題だとは思ったが、思ってほど嫌じゃない感じで、俺の話は続いていくというか、あんまり長くないいい感じのところで、彼の主張は切り上げる。彼の言い訳を、うまく流していく母親房江もいいね。秋葉綾子も意地でも誤ったりしないのかと思ったら、2話目では、娘の思い出の父の形見を、勝手にに捨てたことを謝ってる。意外と岸辺家に仮住まいしにきた秋葉の皆さんとの関係も、うまく描いてるところはいいね。この感じでのホームドラマはいいかも。それに一つの話が、30分というのは、かなり見やすい。思いきった決断だと思うけど、ホームドラマは、30分でまとめたほうが、やっぱり見やすいのかもね。それに、このドラマの性質上、話が長いとくどくなるのかもとは思った。けど、すき焼きの話は、満の屁理屈もわかるな~。頼み事なら、確かに。相手の好きなものを届けたほうがいいかも。しかも、最後に何年ぶりかに食べたすき焼きが、美味しかったことを、秋葉春海に話すところが良かったな。個人的には、かなりいい脚本だと思った。満のこれからの話しが、テーマのような。あのダンボールの中身は、過去の彼の遺産だったけど、未来につなげて欲しいようなそんな話だった。数字はわからないが、意外と僕の中では、自分とかぶるところもあって、さらに楽しみに見て行きたくなった。
02
焼きそばと海
岸辺家と綾子(小池栄子)一家の同居が始まった。春海(清原果耶)が登校拒否をしていたのは、好きだった同級生の陸(水沢林太郎)が、親友と付き合いだしたのが理由だとわかる。
感想
個人的には、晴海と満のやり取りは、このドラマのキモのようにも見える。綾子は攻撃的だが、晴海は満になついてるようにさえ見える。20歳くらい離れた叔父にあそこまで、彼女が心を許してるのは、しっかりとした信頼関係が成り立ってるからだろうし、見ていて楽しい。話にやたらと、金が関わってくるドラマだけど、この家でサバイバルしていく、満にとって、大切な話題なんだよな~。しかし、満と綾子の駆け引きと光司の解説付きとは、親切なドラマだな。
コーヒーと台所
満は寝る前の朝5時半に、起きてきた房枝(原田美枝子)に珈琲を入れるのを日課にしていた。その習慣に文句をつける綾子。以前珈琲の店の起業に失敗した時の道具が入った段ボールを満がまだ捨てずにいるのを目撃し…。
感想
この話を見ると、この物語は、エイリアンとなって来襲してきた姉家族と実家にいる母と長男の心の交流の話なんだよね。姉らしく振る舞うとする綾子は、やけにうるさい。満と房江の生活の習慣であり、親子の交流の時間であったコーヒーの時間を奪うことになった。そのことは、3人の関係にとって、どんな変化を生むのかな?しかし、満はしぶとく金を稼いでたんだな。昔の自分を見てるようで、なんとなく、優しい目で見てしまう。しかし、僕なんかよりも数段ウワテだ。それと、晴海、光司との関係性がとてもいい。晴海を海に連れて行ったのは、本当に良かった。しかし、本当にコーヒーの道具売ったのかな~。破壊神綾子の横暴は続くのか?
03
【其の五】カボチャと喫茶店
房枝(原田美枝子)がいただき物のカボチャを店でハロウィンの特別メニューにすると聞いて激怒する満(生田斗真)。密かにネットでの転売をもくろんでいたのだ。
感想
今回の竜宮かぼちゃが、高価なことを知って、なんとかかぼちゃをゲットするための屁理屈の連続は、なかなかの見どころだったかも。昭和生まれだから、僕もどこかハロウィンは、遠くからしか見てないが、昭和の敵と言い切る彼の物言いは、いくらかぼちゃがほしいとはいえど、ちょっと、賛同したくもなるかも。なにしろ、今回の母の喫茶店でのハロウィン談義は、母がハロウィンの飾り付けも辞めたし、なかなか聴きごたえがあった。最後の満と春海の仏壇に線香とかぼちゃの煮つけをお供えする時の会は話良かったかも。
03
【其の六】酢豚と墓参り
満と房枝はいつもの月命日で父の墓参りへ行く。たまたまその日に親子3人で買い物に出た秋葉家3人は、道中で偶然、房枝に請求する墓参りのためのガソリン代とお花代を誤魔化している満の現場に遭遇する。
感想
正直、満の姉の秋葉綾子のようなキャラは苦手だ。父のお墓参りに関する話で、家族で、中華の店に行き、それを巡って、言い争いをするシーンは、こんな感情の赴くままに何でも言ってしまう姉ちゃんいたら、口も聞かないかもとは思ってしまう。夫であり光司のことも、ボロクソ言うのも、なんだか~とは思うが、しかし、フォローもしてることは、ギリセーフかな。今回は、何しろあの姉の取扱説明書みたいな話だった。あの中華店で、姉は泣いたが、満は、全く泣かないのは、本当に納得してしまう。酢豚のタレを掛けて、チャハンをかけるところは、家族だよね。
04
【 其の七】アイスと夜の散歩
アイスを誰かに食べられたと騒ぐ満は「犯人がこの中に居る」と探偵気取りで推理。春海は、陸と光司の急接近を気にする。
感想
夜の散歩で、晴海が言った「あいつも」は、彼女自身のこととしか思えない僕だけど、答えは彼女の中にしかないんだよね。けど、ベランダで、一人アイスを食べる光司の姿はなんとなく好きだな。それぞれの一人の時間を過ごす五人の家族。しかし、探偵気取りの満が巻き起こした事件の真相は、平和な家庭を、象徴してた話だったかも。けど、秋葉綾子の感じが多少変わったような。なんだか、光司の転職話にも、柔らかく対応してたし、満にもガミガミ言わなくなったのが、なんだか、いい感じの家族を演出してたような気がした。
【 其の八】バーニャカウダと犬の散歩
満は、薗田とその後輩で、大学中退で放浪後に就職したという渡利に入社試験を薦められる。しかし満のヘリクツに渡利の様子が変貌し…。
感想
「クラッチ」のオーナーの愛犬の話は、なぜかオーナー本人は出てこないまま、話が終わったけど、次回、満を惑わす女として登場するんだな。犬の散歩の仕事を受けて、きっちり仕事をやりきってる満の現状は、街の便利屋的立ち位置かな。そんな彼に、渡利と薗田が絡んでくる。しかし、渡利をやってる間宮くんが、見事にハマって、満に徹底的に言い負かされる姿は、満らしかったけど、そこから彼が会社を辞めると発言した言上kら前言撤回する気持はよく分かる。言いくるめたいけど、人の人生なんて変えたくないもんな。これぞ満な話だっった。
05
【其の九】銀杏と爪切り
光司(安田顕)が小学校の文集に将来の夢を『殿様バッタ』と書いていた。満(生田斗真)は当時から『珈琲屋の店主』。「美容院始めた人が営業不振で半年で店を閉めたのに『ワタシ夢を叶えました』って得意げに言ってたらイラッとしない?」と…。
感想
この作品を、サザエさんに当てはめると、満はカツオで、綾子がサザエさん、そして、光司はマスオのようで、綾子は離婚を経験してるので、マスオじゃない。タラちゃんも、タラちゃんのようで、晴海は女性なので、タラちゃんじゃないんだよな~なんて、勝手に適当なことを考えてたが、本当に会話の塊のようなドラマだ。文集を見ながら、サザエは、満とサザエは言い争うをするが、本当に大したことのない会話に、色んな情報を折込、楽しませてくれる。そして、晴海と陸の関係性の話に発展、綾子が晴海の情報を知らないことへ荷へこんだけど、これも母親の運命なのかな。銀杏と爪切りって、なるほど、秋の夜長に、似たような音が響く感じが、似て非なる立場の綾子と満を表しているように聞こえるかも。
【其の十】シャンパンと合い鍵
犬の散歩のバイトの最終日。満は飼い主の社長、明日香(倉科カナ)と部屋で鉢合わせし、食事の買い出しを頼まれるが、明日香は報酬をチラつかせたり引っ込めたり、わざと満を怒らせるような
感想
この話は、今までにない二元中継な話だった。いつもは岸辺家で話の殆どは展開するのだが、満がこの家を離れ、明日香と物語を展開するという今までにないような話だが、これはこれで続くらしい。それにしても、女社長という設定の倉科さんは、どう考えても、満よりも若くしか見えないので、いまいちしっくりこないが、男を手玉に取ろうとする役にはあってるが、やっぱり、皮肉屋の満の心には届かないけど、必殺「今日、私の誕生日」と「海星に振られてる」という弱さを表現するキーワードに、満は、家族よりも明日香を選択してしまうが、男、満の心意気なのかな?それでいて、きっちり家には帰ってくるし、ここらへんは、サザエさん的な領域で、展開するドラマかも。