愛犬の「適切なふるまい」に必要な"しつけの法則" "お座り"より先に教えたほうがいいこととは?

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お手や伏せがしつけだと思っている人へ(写真:aralemochi/PIXTA)

犬の「しつけ」と聞いてどのようなことを思い浮かべるだろうか。

“お座り”や“伏せ”の指示に従わせることが「しつけ」だと考える人も多いかもしれない。しかし、こういった考え方はもう時代遅れだ。

人と犬の関係学の専門家であり、飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」を企画・運営する、ドッグトレーナーの鹿野正顕氏に、最新の犬の飼い方について聞いた。

「しつけ」とは「社会化」のこと

子犬は生後3~12週齢に「社会化期」を迎えます。この時期に触れ合った人や犬、また行った場所に対し、適切な振る舞いを身につける「社会化」が起こるからです。

私は、この社会化こそが真の「しつけ」だと考えています。

社会化が起こっていないと、例えば「子どものいない家庭で育つと、子どもの声に反応して吠える」ようなことになってしまいやすい。高齢者や男性が苦手というケースもありますね。

これを防ぐためには、社会化期を迎えているうちに、飼い主の家族にいない性別、年齢の人とたくさん触れ合う機会を作ることが大切です。

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