LINN CDプレイヤー KARIKの修理

こんばんは、Tomです。今日の天気は曇り時々雨で、最高気温は26℃レベルでしたが、とても蒸し暑く、梅雨本番というような天気でした。明日は朝から一日中晴れるので、更に蒸し暑くなりそうです。
さて、今日の話は修理ライフです。先日読者の方からLINNのCDプレイヤーKARIKの修理依頼がありました。そこで先週末にKARIKの修理を行いました。ところが、故障個所はなんとヒューズ切れだけでした。こんな修理もたまにはあるのですね。そこで、致し方なく外観をピカピカに仕上げて終了となりました。

1.修理依頼品のLINN KARIK
これが読者の方から修理依頼を受けたLINNのCDプレイヤーKARIKです。

故障の症状は、電源が入ら無いという事で、且つ電源部の抵抗に焼けた跡があるそうです。

2.動作確認
それでは、動作を確認してみますね。
電源ON!
ダメですね~。
電源が入らないのであれば電源の故障か、ヒューズですね。

3.バラシ
それでは、電源の状態を確認するためにTopカバーをばらします。

4.電源周りを観察
まずは電源周りを観察します。
 

いらされた方が仰っていたのは、この抵抗ですね。でも良く見ると、焼けた後でなく、なんだか接着剤などが抵抗に付着しているようにも見えます。

5.ヒューズを確認
次にヒューズを確認します。ヒューズが切れていて電源が入らないというケースもたまにあります。

テスターで生死を確認します。

やはりヒューズが切れていました。

6.ヒューズの交換
手持ちの500mAのヒューズに交換します。

7.動作確認
それでは動作を確認します。
電源が故障していると、火を噴くか、またヒューズが切れるはずです。

1)電源ON!

おー!大丈夫ですね。

2)CDの動作確認
続いて、CDユニットの動作を確認します。

KALASSIKのリモコンを用いて、CDの動作を確認します。

3)CDトレイの動作確認

4)音声の確認
CDラジカセを接続し、KARIKの音声出力の確認を行います。

音声出力も大丈夫です。

8. 洗浄&仕上げ
動作が確認出来ましたので、洗浄&仕上げを行い新品同様にピカピカに仕上げます。

1)洗浄

2)仕上げ

本体はピカピカです。

そして、電源ケーブルもピカピカにします。



綺麗に仕上がりました。
ホントに新品の様な仕上がりです。
達成感ありです!