このまま自民党に日本の舵取りをさせるのは危険だ。
深夜にまで及んだ強行採決は、数の倫理にものをいわせ、議論する余地などない。民主国家とは名ばかりで、自民党独裁政治にブレーキをかけなければならない。
自民党の陰に隠れて、日本をダメにしている張本人は東大法学部卒のエリートキャリア官僚どもだ。こいつらが諸悪の根源で、バカな政治家を手のひらで転がしている。
例えば、年金資金運用基金で全国13カ所に作られたリゾートホテル・グリーンピア。
いずれも杜撰な計画と運営から経営不振に陥り、全廃が決定する。最終的には自治体などに譲渡されることになるが、建設・運営に約3700億円の巨費を投じたグリーンピアの売却総額は、わずか約48億円。約3652億円もの年金が無駄遣いされた。その責任を一切取ることもない。
官僚が出世するポイントは在任中にいかに天下り先を作るかだ。グリーンピアにしても、厚生労働省や社保庁職員の再就職先として作られたようなもので、グリーンピアで喜んだのは建設特需の恩恵を受けたゼネコンぐらい。つまり、天下り先とゼネコンを儲けさせるためにグリーンピアは作られた、と見るべきであろう。
少子高齢化で年金の財源が少なくなっているのも事実だろうが、年金の運用に失敗したツケを国民に押し付け、財源がない、財源がない、とほざき、年金の負担増を押し付けてくる。
今国会で強行採決された法案の中に、社保庁の解体を視野に入れた社会保険庁改革関連法なるものが可決したが、器を変えただけで中身は一緒だろうに。
こんな法案を通して参院選に臨もうとする自民党。こんな小手先のことで国民が納得するとでも思っているのか?
このまま政権を取らせていたら、とんでもない法案を数の倫理でガンガン押し通してきそうだ。
それを阻止するためにも政治に関心を持って選挙に行くこと。自民党と公明党に数の倫理で負けないように野党に投票し、とりあえず、参院選は自民党を大敗させることだ。
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