閉店して15年余りのホール。
解体工事がやっと決まったため、10年ぶりにホールに足を踏み入れたオーナーがそこで見たものは…驚愕の事実をここからお届けする。
田舎の廃墟ホール。
ここはホームレスが住み着いていたようで、拾ってきたマットレスなどで、寝どころをつくり、食事は2台のカセットコンロで作っていた痕跡があった。
完全な住居になっていて、大量のエロ本なども。
出てきたのはそれだけではない。
住人となったホームレスの白骨死体まで。
推定70代。
せっかく、売却先が決まりそうな中で、死体が出たとなれば、暗礁に乗ることを恐れたオーナーは、考えた。
馴染みの坊さんに頼んで、お経をあげてもらうと共に、白骨をお寺で法要・処分してもらうように話をつけた。
そこにはそれなりのおカネが動く。
事件性はない。ホームレスはこうして人知れず去って行く。