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 システムインテグレーション(SI)に使う要素技術の将来性を明らかにする目的で情報サービス産業協会(JISA)が会員企業の技術者を対象に調査した『情報技術マップ』の2019年6月発行版がまとまった。11カテゴリー119の要素技術に対し2019年3月末までに42社の1491人が回答した。

 「利用する計画がある技術」の順位を見ると「クラウド型データウエアハウス」が1位だ。同技術は2014年版調査で6位に初登場、その後8位、12位、8位と来て昨年は2位に浮上していた。続く2位には技術なのかやや疑問だが「デザイン思考」が入り、3位は「テキストマイニング」だった。1位と3位に加え、4位のデータマイニング、6位のクラウド型RDBMS、8位のクラウドデータ連携技術などデータ分析・活用に関連する技術が上位に来ている。ただしこれらの利用実績の順位はまだ低い。

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