STRANGE DAWN 第02話 「あたりは沈黙に閉ざされ」
翌朝、エリとユコが小人達の物置場で目覚めるところから始まります。
2人は身体が大きいから小人達の住む家で寝泊まりは難しいみたいだ。
それに小人達のトイレを使えそうにないのがちょっと困るところでしょうか。
まだ2人はこの異世界に来たばかりだから、小人達の文化や風習の違いに
戸惑うことが多くなってきそうでした。
とにかく2人が小人の村人達とどのように触れ合っていくのか気になります。
「ここは決して豊かとは言えません。どっちかって言うと貧しい村だと思います。」
エリとユコは村娘のレカとマニからこの村について説明を受けるのですが、
ユコはこの世界の事に興味無いといった感じで冷たい対応をしてましたわ。
エリの方は困っている村人達のために手助けしてあげたいと思っていたので、
やはりエリとユコでは性格が全然違うような印象を受けます。
ただ2人を頼りにしていた村娘達からすれば、ユコの薄情すぎる言動を聞くと
本当に魔人様なのかと疑問に思うのも仕方ないでしょう。
特にレカはユコに対してかなりムカついているように見えたからねぇ(苦笑)
とにかくエリとユコが村人達と親しくなるまで時間がかかりそうでした。
エリとユコのやり取りを見ていると2人の間には壁があるように見えるので、
まずはお互いに心を通じ合えるような友達になるのが先決でしょうね。
学校では同じクラスにいても会話すらしたことがなさそうに見えるし・・・・・・(^ω^)
「力があろうとなかろうと、どんな態度であろうと、2人のことは魔人だと考えている。」
シャルはあくまでエリとユコの事を魔人様だと信じようとしていました。
どうやらあの2人を召喚したお姫様の事を信頼しているというのもありそう。
ただレカは魔人様だと信じていないから不満をぶつけていたかな。
このシャルとレカのやり取りを見ていると、それぞれが特別な感情なんかを
抱いていそうな様子も感じられます。
エリが村のために何かお手伝いをしようとしますが、村人達からすれば
魔人様に働いてもらうのは気が引けちゃうというものみたい。
こうなると魔人様に思われるのは不便かもしれませんね。
でもこのまま村人達と親しくなれないとずっとトイレに行けないから大変だ(笑)
ただユコの方は制服を川で洗って干していたから、おそらくその時についでに
用を足したんじゃないでしょうか?(笑)
とにかく女の子にとっては切実な問題だから早くトイレを用意したいでしょうね。
もちろん早く元の世界に戻りたいという気持ちもあったわけですが、ユコが
村はずれに行くと広大な荒野が広がっていたので戻れそうにない!?(汗)
これは暫くこの世界で暮らす覚悟を決めておく必要がありそうでした。
「村の安全は守る。警備隊を信じてほしい。」
「でもうちの人は死んだ。魔人様は守ってくれなかった・・・・・・。」
魔人様を擁護するシャルと魔人に疑問を抱く村人との間で意見が割れます。
実際に戦いで死傷者が出ていたから、シャルの説得力は弱まるのも仕方ない。
あと副隊長のダールがシャルを目障りに思って村から追い出したがってるのも
ポイントでしょうか。
村人達からすれば国境警備隊隊長のシャルを信頼したい気持ちはあるものの、
魔人様に対する疑念もあって信じ切れない苛立ちなんかも感じられます。
ますますシャルの立場が危うくなりそうな展開になっていました(汗)
「シャルが裏切り者になっちゃう!あんた達のせいで!!」
ついにダールがシャルと剣を交えるまでに問題が大きくなっていました(汗)
エリとユコが本当の魔人だったらこんな事態にはならなかったのですけど、
ただの普通の女の子だからこればかりはどうしようもないですよね。
2人からすれば勝手にこの異世界に召喚させられた上に、無理難題まで
押し付けられるのだからたまったもんじゃないかも。
「もうあんたらうるさいっての!ギャアギャアギャアギャアとバカじゃなの!」
ユコのイライラが増してついに村人達にキレまくっていたから面白い。
この子はとても気が短い性格をしていそうだなぁ(笑)
とりあえずユコは村に対して非協力的な姿勢を貫きそうでしたわ。
てか、エリに対しても慣れ合おうとしないからちょっと心配でしたよ(^ω^;)
「護衛になります。私にとってお2人が魔人である事に変わりはありません。
私にはお2人を守る義務がある。」
最後にシャルも一緒に村を出て行くと申し出ていたのが意外でしたね。
村人達に裏切り者だと疑われたから出て行かざるを得ないと思ったのかも?
あと警備隊長として村人達を守りきれなかった責任も感じていそうかな。
とにかくエリとユコとシャルがどのような旅をするのか楽しみでした。
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