Wake Up, Girls! 第08話 「波乱」
「アイドルの祭典の応募用紙です。君達はこれにエントリーします。」
早坂さんがWake Up, Girls!の次の目標として「アイドルの祭典」という
ご当地アイドル達が競い合う一大イベントへの参加を伝えていました。
もしそのイベントで優勝しちゃえば一気にI-1clubと肩を並べられるほどの
人気アイドルになれるし、大手レコード会社とメジャー契約も結べるので、
モチベーションは高くなるというものでしょうね。
そのためには早坂さんが作ってくれた新曲「極上スマイル」をマスターして、
アイドルの祭典で良いパフォーマンスを見せてもらいたいところです。
そういうわけで、一時は解散の危機を迎えていたWake Up, Girls!ですが、
新たな活躍の場が広がっていきそうなので良かったと思います。
「アイドル戦国時代!何としてでも天下を守り抜きましょう!」
I-1clubの方は白木GMがいつも通りメンバー達の気を引き締めていました。
アイドルの祭典で優勝したローカルアイドルがいずれは東京に進出してくるので、
今から迎え撃つための気合や緊張感を高めさせていたのは凄いです。
たとえまだ無名のアイドルグループに対しても油断しないところは偉いかも。
こういう人が引っ張っているからI-1clubは確固たる地位を築けているのでしょう。
早坂さんが白木GMと話し合っているシーンがありましたが、芸能界とか
プロダクションとかは筋を通す事を重要視しているイメージがあるので、
ここで別のアイドルをプロデュースしている事を伝えたのかもしれない。
すでに白木GMの方はその情報を掴んでいたから流石でしたけどね。
とりあえず白木GMとしては早坂さんがどのようにWake Up, Girls!を
育ててくるのかお手並み拝見といったところでしょうか。
この2人はお互いに実力を認め合っている雰囲気があるので、そんなに
ギスギスしたやり取りではなかった感じがします。
あと白木GMは真夢の事を今でも高く評価していたところがあったので、
白木GMが解雇したというわけではなさそうでしたね。
そうなると真夢が自らの意思で脱退したということが考えられますので、
なぜ彼女がI-1clubを脱退したのかが余計に気になるところでした。
「アイドルの祭典なんですが、私は参加できません。」
今回は菜々美がWake Up, Girls!を脱退しようと決めていたのが注目です。
確かに彼女は最初から光塚歌劇団を目指すためのステップアップのつもりで
Wake Up, Girls!参加していたから分からなくはないけどねぇ・・・・・・。
それでも淡々と松田さんに打ち明けているところは軽薄に見えますわ(苦笑)
少しでも寂しそうな表情とか申し訳ない気持ちを見せてくれたらいいのになぁ。
前回は藍里がWake Up, Girlsを脱退するかしないかで揉めていたばかりなのに、
今度は菜々美の脱退問題が起こりそうだから安定性のないグループですわ。
真夢はパンケーキ屋さんで志保と偶然会ってしまったので話し込みます。
志保は真夢がI-1clubの初代センターということもあるし、真夢が去ってからは
自分がI-1clubを支えてきたプライドもあるからライバル意識が強そうだ。
この2人がI-1club時代にどのように絡み合っていたのかはまだ分からないので、
佳乃達だけじゃなく視聴者もどういう関係だったのか気になるところだと思います。
とりあえず、Wake Up, Girls!がこれからメジャーデビューしていくことになれば、
この志保が引っ張るI-1clubと激突することになるので大きな試練となりそう(汗)
特に真夢は嫌でも初代センターだったことがついて回るので、I-1clubの事を
避けたくても避けられなくなりそうだからちょっと心配だったかな。
「違うよ!よく見て!」
真夢が藍里のダンスをチェックした時に厳しくダメ出ししていたのが珍しい。
これは志保から受けた言葉が真夢にかなりプレッシャーとなっていそうだ。
彼女はトップアイドルを経験しているので、今のWake Up, Girls!の実力では
アイドルの祭典を勝ち抜いていけない事をよく分かっているのでしょう。
このシーンの真夢はI-1club時代の競争意識が表れていた感じがします。
最初はI-1clubのセンター争いの激戦を勝ち抜いてきたように見えなかったけど、
ここでの彼女の厳しい姿勢を見ると納得できるものがありましたわ。
「今のままだと予選落ちだよ。」
Wake Up, Girls!は新曲のダンスの練習に励みますが、早坂さんから見れば
まだまだ合格点を与えられるようなレベルに達していませんでした。
さすがにI-1clubと比較されてしまうと見劣りするのも仕方ないでしょうね。
Wake Up, Girls!がアイドルの祭典で優勝を勝ち取るためにはもっともっと
努力を重ねていく必要がありそうでした。
「こんなんじゃI-1clubに勝てない!」
あと真夢もこのままではダメだと感じていたのもポイントです。
真夢も早坂さんと同じくI-1clubが真剣に練習をしているのを知っているから、
どうしても比較してしまうというところがありそうでしたね。
ただ、他のメンバー達からすればI-1clubに勝つためにWake Up, Girls!に
参加しているわけではないので、比較されて面白くないといったところかな。
最後に真夢と他のメンバー達との間に亀裂が生じてきたところで終わったので、
Wake Up, Girls!がこれからどうなってしまうのか気になります。
菜々美の脱退問題もあるし、アイドルの祭典で勝ち抜く前にWake Up, Girls!が
空中分解しそうで心配でしたよ(汗)
このアニメを見ていると、次から次へと試練が訪れる展開なんかは昔ながらの
アイドルアニメ的な描き方だなぁっと感じます。
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