北へ。~Diamond Dust Drops~ 第05話 「~札幌~ 朝比奈京子 前編」 - アニメとゲームと恋の楽園
2016/06/21

北へ。~Diamond Dust Drops~ 第05話 「~札幌~ 朝比奈京子 前編」

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(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD

アマチュア映画監督の女子大生のお話

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今回からまた新たなメインヒロインのエピソードが描かれていきます。

舞台は札幌
公園で映画サークルの大学生達が映画の撮影をしているところから始まります。
その中の朝比奈京子という監督が厳しく出演者の美希にダメ出ししていたけど、
監督という立場を傘に着せて偉そうに言うものだからギスギスしてますわ(汗)
まぁ美希も撮影中に携帯電話に出たりするのだから呆れちゃうんだけどね(苦笑)
はたしてこのまま映画撮影が進められるのかどうかが心配といったところです。
そういうわけで、このエピソードは京子の映画撮影を中心に描かれています。

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京子にはユウという恋人がいてました。
自転車に二人乗りしたり、映画撮影の愚痴なんかも聞いてもらって親しそうだ。
さらに同棲までしていたからとても親密な関係であることが伺えます♪
やっぱり21歳の大学生ともなると、大人なお付き合いをすることもあるのでしょうね。

ただ第一印象では、きつそうな性格の京子とさばさばした性格のユウとでは、
あんまり釣り合いが取れていなさそうな感じもしましたけどね。
性格が正反対だからこそ上手く付き合えている部分もあるのかな?

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「とっても綺麗な絵(映画)だね。僕は好きだけどな。」
「ダメなの。これじゃあ良くて佳作止まりなの。去年と同じ。今年はそれじゃダメなの。」
京子は電車の中や家に帰ってからも映画のコンテをチェックしていました。
それほど彼女は映画に対して真剣に取り組んでいるのでしょう。
だからこそ遊び半分で演じているサークル仲間に不満を持っているみたい。
しかし彼女の様子を見ていると、映画祭で良い賞を取らなければならないと
強くプレッシャーを掛けてしまっている
雰囲気があるから心配です。
アマチュア映画祭の実行員の人が次回作を期待してくれているのもあって、
それが京子にますます大きなプレッシャーとなっている印象がありました。

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今回のアイキャッチは、「北海道庁旧本庁舎」「北海道百年記念塔」です。

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「最低ね。」
「え!?監督!?」
「あなたに映画に関わる資格はないわ。もう二度とシネ研(シネマ研究会)に
来ないで!」

京子は改めて撮影の続きをしようとすると、美希が現場に来ませんでした。
そこで京子が電話で美希にキレていたから何とも言えません。
まぁ撮影をドタキャンしてカラオケで遊んでいるのだから怒るのは当然かな。

「私は次の映画祭で入賞を狙う作品を仕上げなくちゃいけないの!
あなた達とは違うの!」

しかしながら、京子が他の部員達にきつく当たる言い方も問題ありだと思う。
さすがに他の部員達も京子にここまで偉そうな言い方をされると、快く彼女を
サポートする気にはなれないでしょうね。
まだ心の広そうな部長さんでも京子に一言文句を言うくらいでしたから、あの
美希が京子に素直に従うはずないかな(苦笑)
このシーンでは京子と他の部員達との間に溝が出来てきた感じがありました。

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京子がシネマ研究会での衝突もあって少し映画撮影へのモチベーションが
下がってきていたように見えるから心配でした。
ただ、根を詰め過ぎていたところがあるから、少し映画から距離を取るのも
良いかもしれませんね。
そこでユウが彼女を外に連れ出すことで上手く気分転換させていたと思う。

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「ね!綺麗でしょ!」
「バカね。わざわざこんな所まで来るなんて・・・・・・。」
「そうかな?」
「そうよ♪」
京子とユウが川辺に映る綺麗な月を眺めながら自転車に乗っていました。
映像に残したいような美しい景色を見ていると、映画への創作意欲が湧きそう。
きっとユウはそういうのも含めて、彼女を元気づけようとしているのでしょうね。
性格が違っても上手く付き合えているのは、2人が映画を趣味にしているという
共通点があるからこそだと言えますね。
でも、好みの映画のジャンルは全然異なっているようでしたが・・・・・・(苦笑)
とにかく京子が心から笑顔で微笑む表情を見せるのは初めてだったと思う。

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「監督。これからは監督の要求に答えられるように頑張るから。」
「そう言ってくれると助かるわ。」
京子はもう一度改めて映画撮影の続きをします。
今度はきちんと美希も来ていたし、美希からドタキャンした謝罪もあったので、
これで京子と他の部員達との間に出来ていた溝が埋まった感じに見えました。
しかし、京子が家に帰ってから映像のチェックをしてみると何も映ってないので、
いったい何が原因で映像が撮れていないのかが気になるところでしたね。
まだ京子の映画撮影には何か問題が残ったまま後編に続いていきます。

今回はヒロインが恋人と付き合っているという設定で描かれていたのが珍しい。
映画撮影に重点が置かれているのでカレシとの恋愛的な要素は少ないですが、
それでも自転車で2人乗りをしているシーンなんかはドキドキさせてくれました♪
この作品では大人の女性をメインヒロインに据えているエピソードもあるために、
一般の美少女アニメとは違った大人っぽい恋愛が見られるのが良いです♪
まぁ最近の「12歳。」のように小さな小学生の恋愛を見るのも好きだけどね♪
男性キャラ同士の恋愛以外なら守備範囲だからw、色んなシチュエーションの
男女の恋愛を見てみたいなぁっと思っています(*´ω`*)


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朝比奈京子のエピソードに合わせてEDのラストカットが変わっています。

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