北へ。~Diamond Dust Drops~ 第12話 「ダイヤモンド・ダスト・ドロップス」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2016/07/14

北へ。~Diamond Dust Drops~ 第12話 「ダイヤモンド・ダスト・ドロップス」(最終回)

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(C)2004 HUDSON SOFT/RED/Project DDD

雪の北海道に奇跡が舞い降りる♪

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今回で「北へ。~Diamond Dust Drops~」の最後の感想になります。
今までは6人のメインヒロインによる個別エピソードが描かれていましたけど、
この最終回では集大成として全てのヒロイン達が勢揃いして描かれています。
あと、個別エピソードでは夏の季節での出来事を描かれていたのに対して、
この最終回では冬の季節となっているのが大きな違いかもしれません。


茜木温子が倉田さんからの手紙を持って列車で旅立つところから始まります。
財布を忘れて取りに帰るところを見ると、ドジなところは相変わらずかな(笑)
そんな彼女がどこに行こうとするのかが気になるところでした。

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次は北野スオミ白石果鈴が道に迷っている時に遭遇するシーンがありました。
メインヒロイン同士が接触するのはこのシーンが初めてなので、どのような
やり取りが見られるのかが楽しみでした。
とりあえずスオミが日本地図を見ても現在地が分からないのは当たり前ですね(笑)
日本のことについて詳しそうですが、どこか抜けているのが彼女らしいところ(^ω^;)

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催馬楽笙子は札幌雪祭りの野外スタジオでライブ放送をしていました。
失恋した彼女ですが、リスナーの恋愛相談に乗れるくらいに吹っ切れていますね。
次に朝比奈京子はシネマ研究会の部長となって映画の撮影を続けていました。
まだ少し映画の撮影に対する厳しさは残っていそうですが、それ以外の部分では
だいぶ性格が丸くなっている印象がします。

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原田明理が和菓子屋さんの空港の販売店で実習生として働いていましたけど、
注文を間違ったりしたので主任の人から怒られておりましたわ。
そこで第三者の全く関係がない温子が彼女を庇おうとするのだから変な感じだ。
まぁ温子もドジなところがあるから明理に同情して助けてあげたくなったのかもね。

あと明理がダイヤモンドダストの話をした時に涙を浮かべていたのが印象的です。
明理の場合は父親を亡くしてしまったので相当ショックを引きずっていそうでした。
温子も父親がいない事に対しては共通しているので、それがお互いに親近感を
抱かせているといった感じにも見受けられます。

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今回のアイキャッチは、「函館駅」「札幌駅」です。

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交通渋滞に巻き込まれたので果鈴がスオミをスケート会場まで案内してあげます。
果鈴が元気に走れるくらいに手術が成功して良かったと思います。
以前の彼女はずっと車椅子に乗って移動していたから、走っているシーンを見ると
印象が変わります。
あと、スオミも足の手術をしたという話をしていたので、この2人にはこういう部分で
共通点があるのかと納得しました。

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ある意味、最終回はこの2人がカップルになるシーンが注目ポイントだったと思う。
今までのストーリーの中で必ずと言っていいほどチラッと登場していたわけですが、
最後にメインキャラのような扱いで結ばれるシーンがあるとは思わなかったです。
ちなみに男性は唐黍十朗太で、女性は森永まふゆという名前らしい。
もしかすると原作ゲームでは隠れキャラ的な存在なのかもしれませんね?

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最後は札幌の街にダイヤモンドダストが奇跡的に舞っていました。
各ヒロイン達が夢だったダイヤモンドダストを感慨深く見つめるのが良いですね♪
そして京子の目の前に別れたはずのユウが戻ってきたのは驚きです。
まさにダイヤモンドダストの奇跡が起こったと言ってもいいでしょうね。

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スオミのエピソードについてはDVD特典として未放送回がもう1話ありますので、
彼女が本当にフィギュアに復活出来たかどうかはそちらで確認できたりします。
興味がある人は見てみても良いかもしれません。

「あなたにもいつかこの幸せが届きますように。」
温子が倉田さんと実のどちらかと結ばれるのかなぁって思っていたのですけど、
別の男性と付き合うようになっていたのが意外でした。
実さんも別の女性と結婚するような様子が伺えたし、それぞれが新たな幸せに
向って歩もうとしているのが伝わってきます。
色々あったと思うけど、これはこれで良い決着の付け方だったかもしれませんね。
とりあえず、幸せを手に入れた人も、まだこれから幸せを見つけようとする人も、
それぞれ皆にダイヤモンドダストの奇跡が巻き起こるように祈りたいかな。

★総評★
登場するメインヒロインの年齢層に幅があるところが珍しいかもしれません。
大人の女性キャラが多いのもあって落ち着いた雰囲気がありました。
それと、狙ったようなエッチな描写がほとんど無いところも、この作品の
雰囲気に合っていて良かったと思います。
夏の北海道を舞台にして描くことによって、この作品のメインテーマでもある
冬のダイヤモンドダストに幻想感を持たせたのは上手い構成だと感じました。

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