奏光のストレイン 第03話 「亜光速の悪夢」
今回はいきなり超緊迫したシーンで始まっていたのでビックリしました。
どうやらバジオン総合戦術学校で大規模な合同救助訓練を行っていたみたいです。
それにしても血が吹き出したりするシーンなどを見るとかなり本格的ですよね。
あれを見るとセーラが本当に死んじゃったんじゃないかって思ってしまいます(^ω^;)
とりあえず、セーラは衛生科のドジっ子訓練生のお陰で死亡判定を受けていました。
ちなみに、この三つ編みツインテールの女の子の名前はベッキーです。
セーラは念願が叶って卒業必須科目の亜光速演習に参加することになったのですが、
その間もイザベラ達から執拗に嫌がらせを受けてしまって可愛そうでしたわ。
まさに今のセーラは機動歩兵科の中で完全に孤立している状態です(汗)
それでもセーラは怒りの感情を見せることなく平静さを装っていたから凄い!
彼女にはこういう精神的な強さはある感じがしますね。
あと、前回と同様にロッティは何かとセーラを気遣ってあげて優しいと思う。
ロッティの仲間である空間機甲科の訓練生達がここで登場していました。
ジェッシィ・アイジェスはロッティの一番の友達といったところでしょうか。
そしてディコン・シドノックは軟派な性格の遊び人のような感じがします。
反対にカリスフォド・ラドフリックスは好青年といった雰囲気がありました。
もしセーラがミミックを失わずにリーズナーを目指せていたら、あんな陰湿な
機動歩兵科にいることなく、空間機甲科にいる方がいいのですけどね。
少なくとも空間機甲科の訓練生達はセーラに良い印象を持っているわけですし。
セーラは毎日エミリィ人形が置いてある場所に行って話しかけていました。
今のセーラにはこのエミリィ人形だけが唯一の友達なのかもしれません。
イジメを受けた心の傷を人形に話しかけることで癒しているのでしょう。
それにしてもメルチセディックとカアマイクルを見ていると教官に見えない(苦笑)
まぁこれでもセーラにとっては親切な教官だから良いのかもしれないけどね(^ω^;)
亜光速訓練の時にディーグ軍のラルフ達が奇襲攻撃を仕掛けてきていました!
わざわざ亜光速航行中に攻撃をしていたので、かなりの練度の高さが伺えます。
ただ敵がこんな演習艦を攻撃をするという事は何か重要な目的もあるはずですよね。
それがいったい何なのかもポイントになっていました。
ちなみにセーラのギャンビーは故障しているので出撃できません。
こんなところにもイザベラのイジメ行為があるのだから困ったものだよ(´・ω・`)
当然、バジオン総合戦術学校の訓練生達も防衛戦を強いられる事になります。
まだ訓練生なのに一番難しい亜光速戦闘をやらされるわけですから大変だ。
これは間違いなくハードルが高い卒業演習試験&初陣となりそうでしたわ。
とりあえず演習艦から外に出ようとするだけで四苦八苦していたくらいだから、
敵に勝てるかどうかの以前の問題があるような気がしましたけどね(苦笑)
こうなると訓練生達の中で最も成績が良いロッティに頼らざるをえないかな。
待機中のセーラとしてはラルフお兄さんが目の前にやって来ているのだから、
居ても立ってもいられない気分でしょう。すぐにでも会いたいはず・・・。
当然こうなると、この後で彼女の起こす行動というものは予想されますよね。
ロッティは成績が優秀なだけあって周囲の状況判断などが優れていました。
ただラルフに対して並々ならない恨みの感情を抱いているのが気になります。
いったい彼女とラルフの間で何があったのかもポイントになりそうですね。
その後、無数の敵のトゥモールが演習艦リベルタッドに取り付いていました。
イザベラが意気揚々と撃ち払おうとしますが、反対に倒されてしまいました。
彼女が戦死する直前に見せた恐怖で引きつった表情や叫び声などを聞くと、
セーラをイジメていた主犯格であったものの可哀相に思えてしまいます(´・ω・`)
とにもかくにも実戦経験のない訓練生が難しい亜光速戦闘ができるわけもなく、
もう全滅するのを待つのみといった状況に陥っていましたわ(汗)
セーラがエミリィ人形を使って開発途中の新型ストレインを動かそうとします。
彼女がこの人形に呼び寄せられたような感覚を抱いていたところを見ると、
2人の間には何かしらの繋がりがあるものと思ってもいいかもしれません。
まぁ普通であれば他人のミミックでストレインを動かせないわけですから、
メルチセディックとカアマイクルが最後の晩餐を楽しむのも分かるけどね(苦笑)
とにかく全滅必至な大ピンチですからここは奇跡を信じるしかなかったです。
「兄さん!今行くから!」
最後にセーラとエミリィ人形のミミックがリンクして新型のストレインが
起動し始めるシーンが描かれていました。
なぜセーラとエミリィ人形のミミックがリンクできるのかは謎なのですけど、
とりあえず全滅を回避できる一縷の望みは繋がりそうな感じがします。
ちなみにこの機体はストレイン・ラムダスと呼ばれます。
あとはセーラがこの機体をどのように操って戦ってくれるのか楽しみかな。
ここで次回に続きます。
今回も初回と同様に味方の訓練生達が次々に倒されていってましたので、
この作品はなりふり構わずに退場者を続出している印象を受けます。
でもそれによって本当に厳しい戦いをしている事は伝わってきていますので、
物語の雰囲気としてはなかなかよく作られている感じがしました。
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