奏光のストレイン 第02話 「出逢い」
第2話からOP曲が流れます。
曲はYokoさんが歌う「メッセージ」です。
初回から舞台が変わってセーラが宇宙空間で訓練しているところから始まります。
今度は遠く離れた惑星バジオンの総合戦術学校の機動歩兵科に入学してました。
わざわざセーラ・クルスという偽名を使っていましたので、兄が軍を裏切った事とか、
自分のミミックを失ってしまった事を隠したい気持ちがあるのかもしれません。
特に兄の裏切りが世間に露呈すると、セーラは学校を追い出されそうですもんね。
とにかくセーラとしてはあの敵パイロットがラルフ兄さんである事を確信していたかな。
たとえ5年ぶりとはいえ、少々姿が変わっているくらいなら実の兄だと分かるのでしょう。
ちなみにセーラがこの訓練で使用していた機体はギャンビーというロボットです。
ミミックがなくても動かせるわけですが、その逆に旧式の機体ということもあって
ストレインに比べると性能面や戦闘能力ではかなり落ちるみたいです。
ただ今のセーラにとっては、こういう機体でも兄に会う目的で前線で戦っていくには
必要ということなのでしょう。
セーラが昼食を食べている時に他の同じ訓練生達が因縁を付けに来ていました。
特にリーダー格のイザベラとマリエットはセーラの事を相当嫌っている感じがします。
ただセーラはすでにストレインに乗って実戦を経験しているのもあって、他の未熟な
訓練生達と一緒に連携しながら戦う事が出来ないというのもあるようです。
当然、それは他の訓練生達から協調性がないと思われて反感を買うわけですけどね。
前回の学校とはまるで違って、この学校でのセーラは孤立している感じがします(汗)
しかしながら、そんなセーラに味方してくれる人がいるのがちょっと救いだったかな。
ちなみに彼女の名前はロッティ・ゲラー。容姿は幼く見えるのに、性格はきつそうだ。
セーラは卒業に必要な亜光速演習に参加させてほしいと教官に直訴してました。
さすがに教官としてはまだ彼女の訓練時間が短いので許可を出しにくいのですが、
彼女の熱意に押されてガス雲降下訓練の結果次第で認める約束をしてました。
きっと教官はセーラの才能や努力する姿勢などから特例を認めたのでしょうね。
とにかくセーラは短期間でガス雲降下訓練に合格する能力を身につけなくては
いけないので、その後の彼女は休む間も惜しんで自主訓練に励んでいました。
こういう彼女の姿を見ていても、一刻も早くラルフお兄さんと会いたい気持ちが
伝わってきます。
セーラとロッティが4倍の重力に設定してランニング訓練をしていました。
お互いに負けず嫌いだからなかなかギブアップしなかったのが面白いです。
ロッティが訓練生達の中ではトップクラスの成績を収めている事を考えると、
その彼女と互角に渡り合っているセーラもまた体力がある感じがします。
結局、勝負の方は両者体力を使い果たして引き分けになっていましたけどね。
セーラは元々お嬢様育ちだったはずなのに、よくここまで運動能力を伸ばして
きたものだなぁって感心しますわ。
セーラはランニングの後に倒れこんだので医務室で治療を受けていました。
こうして見ると、ロッティの方が体力面では少し上回っているのかもしれない。
さすがリーズナーの候補生として優秀な成績を収めているだけの事はあります。
だからイザベラ達もロッティだけには何も言い返せないのでしょうね。
セーラとロッティがお互いの実力を認めて仲良くなったのは良いと思います。
この時にニュースでラルフが裏切り行為について明らかにされたわけですけど、
セーラよりもむしろロッティの方が並々ならぬ怒りを示していたのが気になる。
少なからず、ロッティにはラルフとの何かしらの因縁があるのでしょうね。
もちろん、この事についても後ほど明らかにされます。
セーラは目標物を発見して回収するガス雲降下訓練に参加していました。
卒業必修科目の亜光速演習への参加条件がかかっているので真剣です。
そんなセーラの様子をロッティがモニター越しに見つめていました。
彼女の実力を認めているからこそ、どんな行動を見せるのか気になるのかな。
あと、ここでメルチセデックとカアマイクルという教官も登場していました。
見た目や行動は、まるで子供にしか見えないのですけどね(笑)
ロッティも含めて、年齢が想像できないキャラが多い気がします(^ω^;)
訓練中にイザベラがセーラの邪魔をしに来るのですけど、彼女の機体が
隕石に衝突してしまってピンチを迎えていました。
でもそんな彼女をセーラが助けてあげたからとても優しいところがある。
嫌われていても訓練仲間だから助けてあげたのかもしれませんね。
ただ、イザベラとしては嫌いな相手に助けられたから屈辱みたいだけど。
ここは命を助けられたんだからまずはお礼を言うのが筋だと思うのになぁ(苦笑)
とにかく結果的に訓練を成功させていたようなので良かったと思います。
教官達に実力を認めてもらえて、亜光速演習に参加出来る事になりますした。
セーラが訓練を終えて着替える時に服が引き裂かれていました(汗)
もうイザベラだけじゃなくて、他の訓練生達からもイジメられていますわ。
しかしセーラにとっては服よりも、ラルフお兄さんからプレゼントされた
オルゴールのペンダントを失った方が相当ショックみたいです。
下着が丸見えでもなりふり構わずに探そうとしていたので、彼女にとっては
たとえ裏切り者の兄から貰った物とはいえ大切な思い出の品なのでしょう。
とにかく、このままでは本当にセーラは孤立したままになりそうで心配です(´・ω・`)
最後にセーラはある古びた人形を見つけて涙を流していました。
自分と同じく全てを失った境遇だから思わず同情してしまった感じかな。
その人形に「エミリィ」と名づけていたので、新しい持ち主になるようです。
ただ、そのエミリィ人形にはミミックが取り付けてあったり、人形の顔が
ラルフの連れ去った女の子と酷似しているのが気になりますよね。
何か繋がりがある事を予感させて次回に続いていました。
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