新機動戦記ガンダムW 第37話 「ゼロVSエピオン」
今回はヒイロが敵を求めて彷徨うかのように戦い続けているところから始まります。
もうゼロシステムに完全に取り込まれているかのように暴走していた感じです(汗)
もしサンクキングダムを解体せずに戦っていたら、ガンダムエピオン1機だけで
ロームフェラ財団派の部隊を全滅させられていたような気がします。
それくらい財団派のモビルスーツ隊はズタズタにされまくっていましたわ。
「このウイングゼロでどこまでやれるかだ。問題は敵よりも私自身だな。」
「ウイングゼロか。戦闘レベル。ターゲット確認。排除開始。」
ゼクスがサンクキングダムを守るためにウイングガンダムゼロに乗って地球に
降下してきたのですけど、すでに王国が崩壊したために一歩遅かったです。
そしてヒイロはウイングガンダムゼロを発見して戦闘態勢に入っていました(汗)
もう誰が敵というよりも、周囲にいる者が全て敵だと認識している感じさえする。
でも今のヒイロとまともに戦えるのはゼクスしかいないと思うので、こうなると
2人が戦うのは避けられないといったところかな。
リリーナはロームフェラ財団に捕虜として投降したつもりだったのですけど、
デルマイユ公爵は彼女を民衆の支持を得るための広告塔にするつもりでした。
そのためにロームフェラ財団の代表へ就かせようとまで企んでいます。
彼はトレーズを裏から操って軍事行動を指示していた時もありましたので、
あえて表に出てくるようなタイプの人ではないのでしょうね。
もちろんリリーナとしてはそんな申し出を受けてしまうと、今まで一緒に
戦ってきた仲間達を裏切る行為になってしまうので断っていました。
ただ、このまま拒否し続けていると、サンクキングダムの仲間達が戦いで
苦しめられ続けるので、とても悩むところでしょうね。
これはリリーナが人質になったというよりも、王国の仲間達の命が人質に
取られてしまっている形かもしれません(汗)
「遅いぞ!遅いぞ!エピオン!奴の反応速度を超えろ!」
「ウイングゼロ!私に勝利を見せてくれ!!」
ヒイロとゼクスの戦いはまだ続いていました。
さすがにどちらも最新型のガンダムなだけあって白熱したバトルになってます。
もう2人はゼロシステムによって精神を操られているような感じさえするかな。
倒すべきロームフェラ財団の事を忘れてまで戦う意味がありませんもんね。
でもこれこそが2人が宿命のライバルだという事を印象付けてもいたかも。
「コロニーの同胞たちよ。我々がついに立ち上がる時が来た。」
ここで宇宙の財団派の超大型宇宙戦艦リーブラで大きな動きがありました。
ホワイトファングという謎の革命軍が財団派がリーブラを制圧していました。
それを率いているのがカーンズという指導者です。
まだまだ宇宙でもこのような財団に抵抗する組織がいたみたいですね。
しかしツバロフも黙ったまま好き放題にはさせません。
虎の子の戦力のモビルドールを起動させて反撃していました。
もう彼はマッドサイエンティストみたいになって精神崩壊気味だったかも(汗)
こうなると彼の退場フラグが強まったようなものですよね~(´・ω・`)
「俺は俺の正義を貫くだけだ。」
そんな時に五飛のアルトロンガンダムまで乱入してきたので、さらに大混乱!
彼は財団派だろうが、ホワイトファングだろうが無差別に倒していましたわ(汗)
ゼロシステムがない機体のはずなのに、やっている事はヒイロみたいだよ。
素面で暴走しているから、ある意味ではヒイロよりも危険な状態かもしれない(^ω^;)
そしてお約束通りにツバロフが爆発に巻き込まれてご退場なされていました。
ヒイロとゼクスはゼロシステムから解放されて話し込んでいました。
ここで2人がウイングガンダムゼロとガンダムエピオンを交換します。
お互いに乗るべき愛機にようやく出会えたという事なのでしょう。
「デルマイユ侯爵にお伝えください。わたくし、リリーナ・ピースクラフトは
ロームフェラ財団の代表となる事を承諾いたしますと・・・。」
最後にリリーナがロームフェラ財団の代表になる意思を伝えていました。
これ以上多くの人々を死なせないために苦渋の決断をしたのでしょう。
そのためには自分が裏切ったと思われてもいいとさえ考えているみたいです。
彼女は完全平和主義を掲げておりますが、精神面においては覚悟を決めて
戦っているようにも見えます。つまり武器を持たずに戦い続けている感じかな。
こういうリリーナの姿なんかもなかなか良い描き方をしていると思いました。
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