新機動戦記ガンダムW 第36話 「王国崩壊」
財団派の軍がサンクキングダム市街まで侵攻しようとしている状況でした。
さすがにノインは迎撃する事もやむを得ないと思っているので、リリーナに
指示を仰ぎますが、そのリリーナはあくまで完全平和主義を貫こうとします。
これはもうサンクキングダムの崩壊フラグが立ったような感じでしたわ。
とにかくリリーナが完全平和主義を貫くためにどういう行動をするのかが
今回の注目といった感じで始まっています。
砂漠を彷徨っていたカトルはやっとマグアナック隊と遭遇することが出来ました。
そのマグアナック隊は財団派のモビルドールと激しい戦いをしていましたので、
現時点では財団派に最も抵抗活動している部隊と言えるでしょうね。
彼らにとってカトルは精神的な支えにくれている存在のようにも見えます。
とにかくカトルはようやく改良型のガンダムサンドロックを受け取れました。
これで一気に形勢逆転して財団派のモビルスーツを一掃していましたわ。
デュオはヒルデに誘われてサーカスの公演を見に行っていました。
2人を見ていると結構良い雰囲気でデートしているようにも見えましたわ♪(^ω^)
そしてデュオはサーカス団の公演でトロワがいる事に気づきます。
まぁあんなバランス感覚の良い演技を見せられると注目してしまいますよね。
思わずヒルデが可愛いと歓声を上げる始末でしたし(苦笑)
デュオはさっそくトロワに会いに楽屋を訪れるのですけど、今のトロワは
記憶喪失状態ですのでデュオの事を全く覚えていませんでした。
トロワは突然見ず知らずの人に話しかけられたものだから怯えていたかな。
そんなトロワを守るようにキャスリンがデュオを引き離していました。
彼女はトロワが再び戦場へ戻ってほしくない気持ちでいっぱいなのでしょう。
まぁ今のトロワがガンダムに乗ったとしても戦えるとは思えないけどね。
リリーナはデルマイユ公爵から最後通牒を受けたので悩んでいました。
そこでドロシーがリリーナがどんな決断をするのか楽しみにしています。
この作品は変わり者が多く登場するけど、彼女もその1人に入るのは間違いない(^ω^;)
あとヒイロやノインは完全平和主義に従わずに迎撃する気になっていました。
ただ理想としての完全平和主義を目指すという点はまだ捨てていない感じかな。
とにかくこのままではサンクキングダムがロームフェラ財団によって陥落するのも
時間の問題ですね(汗)
カトル達マグアナック隊がサンクキングダムの防衛に駆けつけてくれましたけど、
次々と増援部隊を送ってくる財団派のモビルスーツに苦戦を強いられていました。
強いガンダムでも大量のモビルスーツを相手に戦うのは厳しいといった感じです。
某ドズル中将さんの「戦は数だよ」という言葉が身に染みてよく分かる(^ω^;)
「サンクキングダムとこの私の存在が戦火を巻き起こすというのなら、
出来る事から始めます。完全平和に向けての新しい一歩を。」
リリーナはドロシーから戦う事のススメを聞かされていた。
本当にこのドロシーというのは戦いが大好きな女の子みたいですね。
その一方で完全平和主義を唱えるリリーナに心酔しているから矛盾してる(苦笑)
彼女は戦争という現実が好きで、平和という理想も好きだという事なのかな?(^ω^;)
とにかくリリーナは市街地や学校付近にまで被害が及んできたために、
ここで一つの重要な決断をしようとしていました。
「武器を持ち、戦う事は平和主義を唱えるサンクキングダムの望むところではありません。
しかし、我が国がOZの戦争を仕掛ける対象となるのなら、サンクキングダムは主権を
放棄し、自らを解体いたします。」
リリーナはロームフェラ財団派に向けてサンクキングダムの解体を宣言していました。
完全平和主義を貫くためにここまで大胆な決断が出来るのも彼女の凄いところです!
さすがにこの発表にはデルマイユ公爵をはじめ、財団派も驚いた事でしょう。
リリーナは自分の身柄をロームフェラ財団派に預けるために投降しに行きます。
あのまま戦っていたらサンクキングダムはメチャクチャにされていたと思うので、
彼女の決断は街の人々を救う意味では良かったと言えそうですね。
ただこれで地球で財団派に対抗していた最大の拠点が陥落してしまったので、
残されたカトルやノイン達にしてみれば居場所がなくなった形になります。
だから2人は宇宙へ飛んで態勢を整えようと考えていました。
「俺の・・・俺の敵はどこだぁー!!!」
ヒイロは戦いが終わってしまったので少々錯乱気味になっていました。
これはガンダムエピオンのゼロシステムに取り込まれそうになっているのかも。
とにかくサンクキングダムが解体した今となっては守るものがなくなりました。
これからは何のために戦うのかさらに見出せなくなりそうな感じです。
今回は事実上ロームフェラ財団派が地球の実権を全て掌握したと言えるでしょう。
ガンダムパイロットやゼクス達は最大の窮地に立たされた感じがします。
ここから反撃の可能性が残されているのかどうかが少々心配といったところですね。
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