『カーネーション』 隠しきれない恋 (月)
後で人物相関図見たら、しっかり矢印で北村→好き→糸子って書いてありました。
糸子と周防の抱擁を見てしまった時の、あのまん丸いつぶらな瞳は失恋のショックを受けた目だったんだ!
糸子は周防に「おいも好き」と打ち明けられてから、気持ちがざわざわしているそうです。
子供のころアッパッパを作って以来初めて、洋服を自分のために作っていました。
自分を着飾りたいと思えるようになったのですね。
柔らかい表情でミシンを踏む糸子は恋する乙女でした。
で、一昨日の感想で北村はどう出るかと書きましたが…なんかこんなみみっちいというかしょうもない仕返しを二人にしてしまうとは……
糸子と周防が北村の金を取ったという噂が広まり、周防は工場を首。
その噂を広めたのは北村の仕業(らしい)
周防の妻は原爆症で苦しんでいる。だから妻の面倒は一生面倒を見ていくつもり。
でも一番惚れているのは糸子だと…
周防さん、そこまで組合長に話してしまっています。
糸子の家で、ほっこりくつろげたのも、糸子に惚れるという流れのためで…?
怒りのあまり、周防さんを首にしたのも、逆に糸子と周防を近づける流れのためで脚本の都合?……とは決して思いたくないですが。
恋敵と一緒に仕事はできないという気持ちはわかるけど、なんか可哀想な役回りですね。私は糸子のために動いてくれる役回りになるかな?と期待したのですが、残念です。
とは言え、これくらいで渡辺脚本を批判する気にはなれませんが、かなり人間臭い流れだなぁ~というのは感じます。
ぶれがないということなのかな?