『カーネーション』熱い思い (土)
そや、じぶんは洋服が作りたくて、ミシンに憧れてパッチ屋修行を始めたんやった!
もちろんそれはお父ちゃん!!
そんな糸ちゃんにアドバイスをくれたのは、泰蔵さんのお嫁さんの八重子さんでした。
このドラマ、脇役の方がホント良い感じですね。さりげなく普通にそこで生活している。育子(ごめんなさい)のように、大げさなアクションもない。
どの演技者の方も好感が持てます。
パッチ屋でも、その話題になったとき、先輩から自分の親は、男物のアッパッパーをとても気に入って着ていると言う話を聞きます。
もう糸ちゃん、パッチ屋ではすごく打ち解けて良い感じに、雑談が出来ていますね。
アッパッパーを作ろう!!
糸子はパッチ屋の奥さんに良い布を譲ってもらい、お父ちゃんのために、気安いように・・・気に入ってもらえるように 工夫したものを作り上げます。
布ののり付けからしていたところは丁寧で良かったですね。こちらも色々と勉強になります。
できあがったものは、ゆったりとした首回りで、前あきボタン、足下は長めのお父ちゃん好みであろうものでした。
そのアッパッパー、早速渡して見て欲しいところでしたが
肝心のお父ちゃん、隣の下駄屋が靴を売り出したことを知り、ものすごいご機嫌斜め。
見もしないで、千代さんにほかしとけ!!と、糸子を相手にせず。
うちは諦めないと考えた新たな手
それは、そのアッパッパーを店の商品に紛らせて並べて置くというものでした。
めざとくそれを見つけ、「こんなんが欲しかったんや~」
千代さん大慌て、善作さんは大弱り。
善作「それはほかすもんですので・・・」
客「ほなら売ってぇな~なんぼや」
善作「・・・・・・・・・50銭で」
客「安いなぁ」と大喜びで持って帰ってしまいました。
結果、糸子は二日で1枚アッパッパーを作るという条件で、許してもらえたようですよ。
今日の最後、桝屋パッチ屋の大将が糸ちゃんに言います。
「すまんけど、辞めてもらえるかなぁ~」
今日はここでお終い。
パッチのの売れ行きが悪いのかな?
ところでアッパッパーを作ってパッチ店で披露したとき、これも作って売るか~になるかと思いました。パッチ屋はパッチしか作らないのかも。