ブレッドボードの説明です
- 2022/09/14
- 21:21
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電子工作の続編です。
私、オフグリッド・ソーラー発電をやっていると、作った電気で遊んでみたくなります。例えば、発光ダイオード (LED) を光らせたりなどですね。
本来は、ユニバーサル基板に部品をハンダ付けして回路を作る必要があります。
実際に回路を使うのはこれでいいのですが、試しに作りたいときには非常に面倒です。
そこで便利なのがブレッドボードです。
ブレッドボードには無数の穴があり、そこに部品を刺し込むだけで回路ができます。
いろいろな部品をザクザクと挿した様子。(まだ回路にはなっていません)
ブレッドボードの使い方
無数の穴は、内部でこのようにつながっています。
穴の間隔は、2.54mm (0.1インチ) となっています。
電源
ブレッドボード上の回路を動かすには、電源が必要です。
電源は、ソーラー発電のバッテリーでも、乾電池でも、専用のやつでもいいです。
ただし、コンセントの100Vをダイレクトに引き込むのは、恐ろしいことになるためオススメしません。
部品
ブレッドボードに挿して使う部品には、抵抗器やコイル,コンデンサー,ダイオード・LED,トランジスターのほか、スイッチや端子台,IC (集積回路) などがあります。
ただし、足が太すぎる部品は使えません。
穴に挿せる直径は0.7mmが限界のようです。許容電流がおおむね1Aの部品となります。
ジャンプワイヤ (代用)
電源と部品の間や、部品どうしをつなぐ電線をジャンプワイヤといいます。
ジャンプワイヤは専用品が売られていますが、代用も可です。
導体の直径が0.7mmまでなら挿し込むことができます。
ジャンプワイヤの代用にオススメなのがこちらです。
インターホン用ケーブル (IEV)。
このケーブルから心線 (中の電線) を取り出して使います。
心線の導体直径は0.65mm (22AWG相当) で、ちょうどいいです。
写真のは4心 (4色) ですが、多いものでは30心 (30色) というのもあるようです。
ほかには、LANケーブルの心線も使えますが、IEVケーブルより心線は少し細いことが多いです。(0.3mm;24AWG相当)
……以上を踏まえて回路を作ります。
オーソドックスなLED点灯回路。
電源のプラスから抵抗器、LEDを経由しマイナスに帰っていく回路です。
実は、ソーラー発電用にLEDのパイロットランプを作ろうと考えているのです。
次回は、“定電流ダイオード” を使いLEDを光らせる回路を作ってみます。
閲覧ありがとうございました。
- 2022-10-12
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