記事一覧

PCが重いときはデフラグをお試しあれ


この記事は、広告を含む場合があります。

パソコンの動作が重いとすごくイライラしますよね。

それ、もしかすっと、フラグメンテーションのせいかもしれません。

T京都の知事みたいなカタカナ語が登場しましたが、今回はこのフラグメンテーションのお話です。

フラグメンテーションは、日本語で断片化と訳されます。

何の断片化かというと、ハードディスク内のファイルの断片化です。

ハードディスクへデータの書き込みや削除をしているうちに、連続しているべきファイルのデータがぶつ切れになった状態をフラグメンテーションといいます。

ファイルがぶつ切れになっているということは、ハードディスク内を何カ所も探し回ることになります。これによりパソコンが重くなります。

ファイル断片化とデフラグの流れ
A B C 空き
↓ファイルBを削除
A C
↓ファイルDを書き込み (断片化)
A D C D
↓デフラグ
A D C

上のわかりにくい図にありますが、フラグメンテーションを取り除く操作をデフラグメンテーション (デフラグ)といいます。

“デなんとか” というのは “取り除く” という意味があります。

例えば、遺伝子のDNAは、日本語では “デオキシリボ核酸” です。リボ核酸から酸素 (オキシジェン) 原子を除いた化学構造だから、デ・オキシ・リボ核酸なのです。

こんなのどうでもいいですね。パソコンの話に戻ります。

フラグメンテーションを取り除くからデ・フラグメンテーションです。

クリーンアップとデフラグのやり方

オペレーティングシステム (OS) の種類やバージョンによって操作方法が異なります。念のため。

では、デフラグ……と言いたいところですが、デフラグの前に、クリーンアップをしたほうがいいです。

クリーンアップは、記憶装置 (ドライブ) 内にたまったいらないデータ (一時ファイルやゴミ箱の中など) を削除したり、使っていないファイルを圧縮することです。空き容量が増えるため、クリーンアップだけでもパソコンの動作が軽くなることがあります。

ちなみに、記憶装置がソリッドステートドライブ (SSD) なら、とりあえずクリーンアップだけでいいです。SSDやOSの種類によっては、デフラグはSSDの寿命を縮めるとされます。

クリーンアップの方法

ということで、クリーンアップから始めます。

まずは、ウィンドウズのスタートメニューから、すべてのプログラム、アクセサリ、システムツール、と進み『ディスク クリーンアップ』を選んでください。

ディスククリーンアップ

どの記憶装置をクリーンアップするか聞かれますので、とりあえず “Cドライブ” を選択します。

ここで、クリーンアップの準備が始まって、しばらく待たされます。

ディスククリーンアップ

準備が終わると、どのファイルをクリーンアップするか聞かれます。基本的には、すべてクリーンアップしてもかまいませんが、あえて残したいものがあるなら、そのチェックをはずしておきます。

一時ファイルとは、コンピューターが作業するため、一時的にメモしたものなので、消しても問題ありません。

ディスククリーンアップ

で、クリーンアップを実行した画面がこれです。特に、古いファイルの圧縮に時間がかかりますが、気長に待ちましょう。

すごい勢いでハードディスクがガリガリ鳴りますが大丈夫です。

これが終わったら、いよいよデフラグです。

デフラグの方法

ふたたび、スタートメニュー、すべてのプログラム、アクセサリ、システムツール、と進み今度は『ディスク デフラグ』を選びます。

ディスクデフラグ

こういうウィンドウが開きますので、とりあえず “Cドライブ” を選択して『分析』をクリックします。断片化の割合を分析して、デフラグが必要か判断してくれます。

分析をしなくても、どっちみち分析はおこなわれれますけどね。

ディスクデフラグ

分析中。カラフルなバーコードみたいでおもしろいです。

このあと、デフラグが必要か不要か表示されます。

だいたい、全体の断片化が10%を超えていたらデフラグが必要と判断しているようです。

私の場合は断片化が6%で、デフラグは不要でした。ということで、デフラグを実行していません。

デフラグを実行すると、またハードディスクが激しくガリガリ鳴り出し、データの移動が始まります。

この状態でほかの作業をおこなうのは、非常に動作が重いですし、ハードディスクに余計な負荷もかけますから、黙って待つのがベストでしょう。

デフラグが終了すると、デフラグ後の断片化の割合が表示されます。システム関連など移動できないファイルがあるため、必ずしも0%にはなりません。

以上で、デフラグはおしまいです。乙。

これで多少は軽くなったのではないでしょうか。(さすがに新品同様とまではいきませんが)

クリーンアップとデフラグでは、クリーンアップを先におこないます。

クリーンアップは、部屋の掃除に例えられます。部屋のいらないものを投げるのです。

ゴミを投げたあとはデフラグですが、デフラグは整理に例えられます。部屋に散らかっているものの片付けです。

人間様はゴミ投げと整理をまとめてやりますが、コンピューターさんはひとつずつしかできませんからね。

そういえば、キーボードって、もともと鍵盤のことだって知ってました?

たしかに、キー ( (けん) ) のついたボード (板;盤) ですからね。

アメリカでは、パソコンのキーボードとピアノのキーボードと電子ピアノのキーボードってどうやって使い分けるのでしょうね。

で、パソコンとかのお話はおしまいです。次回からは、いつもの愚痴に戻ります。どうかお付き合いくださいませ。

閲覧ありがとうございました。

関連記事
にほんブログ村 その他生活ブログ 一人暮らし貧乏・生活苦へ

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

全記事表示リンク