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働かない社会でソロ化


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2021-2-17(水)

働く必要のない社会 (働かない社会) の到来と、ソロ化 (個人活動) の関連について考えます。

現実の社会は、いまだマンパワーの人海戦術という前時代的な労働にまみれています。

しかし、社会が使える資源 (天然資源,時間,技術など) は有限ですから、人間が働かない方向にシフトする必要があります。

そんな働かない社会は、高所得者層から到来し、いわゆる底辺層にまでくまなく波及すると、私は考えます。

理由は、働かない人がソロ化するためです。

さて、ソロ化ソロ化と書いていますが、具体的にはどういうことでしょうか。

例えば、外食に対して、内食 (うちしょく;自宅で調理して食べること) がソロ化にあたります。

すなわち、他人に料金を支払ってサービスを買うやつから、自ら完結するやつに変化するということです。

この外食の例ならこう変化しましょう。

  1. サラリーマンは忙しくて弁当を作れない
  2. ランチを外食ですます
  3. “働かない社会の到来”
  4. サラリーマンが無職となり、食事に時間的な余裕ができる
  5. 内食 (ソロ化)
  6. 外食をする必要がなくなる (底辺層への波及)

この流れは、テレワーク (自宅勤務) の普及でも見られました。

食事のソロ化がさらに進むと、材料もソロで作るところまでいきます。(いわゆる自産自消)
時間のある年寄りが、自宅の近くに畑を持っているイメージに似ています。

もちろん、ソロ化は、食事のほかにも起こります。

もう少し余裕があるなら、ソロで家まで建てちゃうかもしれません。

家造りは、ソロ活動の中でもレベルが非常に高く、設計、材料・道具の入手、整地、コンクリート基礎作り、木材・金属加工、組み立て、電線・配管施工、内装を一人でこなす必要があります。

ただ、働かない人には無限の時間があるので、チャレンジする人も多そうです。

このように、働かない社会では、“自分のことは自分でする” が基本になるのです。

ところで、ソロ化を阻害するのが、職業免許です。
職業免許は、特定の職業・工作を保護するためだけの制度であり、不労を是とする社会にとっては損失しかありません。

ですから、不労を目指す個人や会社に並行して、政府は、職業免許をすべて廃止しなければならないのです。

実際、21世紀は人工知能の時代といわれ、働かない社会に近づいています。
すでに、証券会社や銀行はネット証券やネット銀行に、電話交換手は交換機やサーバーへと早々に自動化されています。

スーツにネクタイでキメたサラリーマンが街から消える頃には、社会全体でソロ化を迎えることになるのです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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