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働きかたが大きく変わったら


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8月31日の深夜に放送された『朝まで生テレビ!』は、人工知能(AI)の普及がもたらす影響についての討論でした。
9月7日の『池上彰緊急スペシャル!』では、「ロボットによって、働くところがなくなるの?」という質問に「今ある職業がなくなって、新しい職業が出てくる」と結論づけていました。

働きたくない私にとっては非常に気になる話題でした。

資格資格うるさい日本では、意地でも働き口を作るかも知れませんが、それでも変化は避けられないでしょう。


今回は順調に労働が不用になったとして、私なりの考えを述べます。

まず、労働の不用化にはAI やロボット以外にも、高プロ法案や最低賃金,TPP などの政治的変化,為替(かわせ)や経費などの経済的変化,そして人口減少や流行などの社会的変化が関係します。
年功序列の高給職が多く,単純労働の最賃が上がり,公的保険料の企業負担も増え,円安で材料費の高騰,労働年齢者の減少…と機械による代替の需要は増えています。

働きたくない労働者と(人を)働かせたくない経営者という構図です。
ここに働きたい機械と来ればなお完璧(かんぺき)でしょう。

さらに、商品の“パッケージ化”も進んでおり、家も食品も工場生産になっています。
このため職人やベテランが不用になります。


いま、都会に人が集まるのは働き口があるからです。
働く必要がないのなら、誰がクソ高い家賃,排ガス臭い空気,DQNの多い都会に住みましょうか。
都会は労働が生み出した人柱の楼閣であり、土地が広く安い田舎に移る人が増えるはずです。
田舎に投資しておくのも手でしょう。

働き口がないから廃れた田舎が、働かない社会では復活するのです。


大人の特権も衰退すると思います。
通勤に必要な車,仕事のストレス発散のための酒・タバコ,仕事の眠気覚ましコーヒー・エナジードリンクはすべて嗜好品(しこう)の地位に落ちます。
その代わり、時間と田舎の土地を生かした家庭菜園や日曜大工(DIY)やスポーツ,文化活動などの年齢に関係のない趣味が人気になりそうです。
家族とのふれあいも深まりましょう。

都会では低い出生率も、趣味多き田舎では上がります。
ストレスは万病の元ともいいますので、趣味が活発なら健康にもなります。


次に、働く必要がない世の中でも単発の仕事はあります。
災害や事故からの復旧などのイレギュラーな作業では、完璧な機械人間的なモノでないと対応できません。
しばらくは代替となる人を確保するために高給で福利厚生も充実でしょう。

世の人が働かないと労働を見る目も変わります。
「献身的だね」「借金でもあるのかな」
世論も多様です。

最後に、じゃあどうやって食いぶちを稼ぐかです。
労働機械の貸し出しや投資が主でしょう。
アパートのオーナーやクラウドファンディングに似ています。所有財や資金に稼いでもらう形です。

町によってはもっと社会主義的なバラマキもあるかもしれません。

生涯安泰で得意でやりたい仕事なんてもうないでしょう。


閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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