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ジャンクルンバを買いました


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派遣先の会社の出張で道内外を転々としていましたが、お盆休みは休みでした。

もう何もしたくないです。

さて、中古でジャンクのルンバ (ロボット掃除機) を買いました。

出品者さんの説明によると、3つの不具合があるそうです。

  • 取っ手が折れている
  • バッテリーが弱っている
  • エッジクリーニングブラシが回らない

エッジクリーニングブラシというのは、ルンバ本体の横に飛び出すように付いているブラシです。これが回転し、床のゴミをかき集めます。(ホウキみたいなイメージですね)

ルンバのエッジクリーニングブラシ

ブラシが回らないのは、清掃だけで直るパターンから、基盤の交換となるパターンまであるそうです。

1ヶ月ほど悩み、買うことに決めました。3,600円分の楽天ポイント払いです。

もしも直らなければ、部屋に飾るタイプのルンバとなります。

ルンバ780の本体とホームベース

到着&ご対面です。

充電器などの付属品もそろっています。

さっそく充電し、動かしてみると、確かにブラシがアレです。

回ったり止まったりを繰り返しています。

原因が気になるので、ブラシをとめているネジをはずします。

ここに、ホコリや髪の毛などが絡まっていれば、清掃だけで直るパターンの可能性が高いです。

結果は、清掃だけでは直らないパターン (故障) でした。

このあと、本体のパネルを取り外しました。

内部は、ホコリの巣 (ホコリス) ……

私のホコリではないので、出品者さんの名誉のために写真は載せません。

ホコリを普通タイプの掃除機で除去し、取り外した部品は水洗いしました。(一部、水洗いできない部品もあります)

エッジクリーニングブラシユニットの歯車

唐突ですが、ブラシがアレだった原因はコレです。

モーターの回転をブラシに伝える歯車ですが、歯が欠けています。10個中、5個の欠けです。(人間だったら、永久歯32本中16本がない状態に相当)

欠けたところは、歯車の歯どうしが噛み合わないので、空回りになります。

気持ち悪いので補修。

エッジクリーニングブラシユニットの歯車

細くねじったティッシュペーパーに瞬間接着剤を染み込ませた詰め物で欠けた部分を埋め、カッターナイフで歯の形に削りました。(細かいわ硬化が速いわ貧乏くさいわで大変です)

どうでもいいですが、歯車って、『ヨッシーストーリー』(ニンテンドウ64のゲーム) に出てくる歯車が怖かったのでちょっとトラウマです。

さらに、歯車が入っているユニットのケースの蓋の穴が広がっており、歯車の軸がグラグラします。歯車どうしの間が開くと、これまた空回りになります。

これも気持ち悪いので補修。

エッジクリーニングブラシユニットの蓋

エッジクリーニングブラシユニットの蓋

こちらは、穴の内側にティッシュペーパーと瞬間接着剤で詰め物を作り、それをヤスリで削って穴を縮小しました。(上の写真はユニットの外側、下は内側)

エッジクリーニングブラシユニットの蓋

補修後は、ユニットの内側、蓋の穴の周りのくぼんでいるところにグリースを入れます。グリースには、潤滑のほか、ホコリをシャットアウトする効果があります。(サラサラの潤滑油は逆にホコリがくっついて () まります)

グリースを持っていないので、白色ワセリンで代用です。

エッジクリーニングブラシユニット

歯車をケース内に戻し、蓋を閉めてユニットを元通りにしました。

ルンバって、意外に面倒な機械なんですね。

修理が面倒な場合は、3Dプリンターで部品を作る方法があります。

3Dプリンター用のファイル共有サイト『Thingiverse』には、今回の部品の作品がいくつもありました。みんな同じ故障を経験するのですね。

新品のルンバ (修理が不用) よりは、ジャンクルンバと3Dプリンターを買うほうが安いです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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