ジャンクルンバを買いました
- 2024/08/17
- 02:03
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派遣先の会社の出張で道内外を転々としていましたが、お盆休みは休みでした。
もう何もしたくないです。
さて、中古でジャンクのルンバ (ロボット掃除機) を買いました。
出品者さんの説明によると、3つの不具合があるそうです。
- 取っ手が折れている
- バッテリーが弱っている
- エッジクリーニングブラシが回らない
エッジクリーニングブラシというのは、ルンバ本体の横に飛び出すように付いているブラシです。これが回転し、床のゴミをかき集めます。(ホウキみたいなイメージですね)
ブラシが回らないのは、清掃だけで直るパターンから、基盤の交換となるパターンまであるそうです。
1ヶ月ほど悩み、買うことに決めました。3,600円分の楽天ポイント払いです。
もしも直らなければ、部屋に飾るタイプのルンバとなります。
到着&ご対面です。
充電器などの付属品もそろっています。
さっそく充電し、動かしてみると、確かにブラシがアレです。
回ったり止まったりを繰り返しています。
原因が気になるので、ブラシをとめているネジをはずします。
ここに、ホコリや髪の毛などが絡まっていれば、清掃だけで直るパターンの可能性が高いです。
結果は、清掃だけでは直らないパターン (故障) でした。
このあと、本体のパネルを取り外しました。
内部は、ホコリの巣 (ホコリス) ……
私のホコリではないので、出品者さんの名誉のために写真は載せません。
ホコリを普通タイプの掃除機で除去し、取り外した部品は水洗いしました。(一部、水洗いできない部品もあります)
唐突ですが、ブラシがアレだった原因はコレです。
モーターの回転をブラシに伝える歯車ですが、歯が欠けています。10個中、5個の欠けです。(人間だったら、永久歯32本中16本がない状態に相当)
欠けたところは、歯車の歯どうしが噛み合わないので、空回りになります。
気持ち悪いので補修。
細くねじったティッシュペーパーに瞬間接着剤を染み込ませた詰め物で欠けた部分を埋め、カッターナイフで歯の形に削りました。(細かいわ硬化が速いわ貧乏くさいわで大変です)
どうでもいいですが、歯車って、『ヨッシーストーリー』(ニンテンドウ64のゲーム) に出てくる歯車が怖かったのでちょっとトラウマです。
さらに、歯車が入っているユニットのケースの蓋の穴が広がっており、歯車の軸がグラグラします。歯車どうしの間が開くと、これまた空回りになります。
これも気持ち悪いので補修。
こちらは、穴の内側にティッシュペーパーと瞬間接着剤で詰め物を作り、それをヤスリで削って穴を縮小しました。(上の写真はユニットの外側、下は内側)
補修後は、ユニットの内側、蓋の穴の周りのくぼんでいるところにグリースを入れます。グリースには、潤滑のほか、ホコリをシャットアウトする効果があります。(サラサラの潤滑油は逆にホコリがくっついて溜まります)
グリースを持っていないので、白色ワセリンで代用です。
歯車をケース内に戻し、蓋を閉めてユニットを元通りにしました。
ルンバって、意外に面倒な機械なんですね。
修理が面倒な場合は、3Dプリンターで部品を作る方法があります。
3Dプリンター用のファイル共有サイト『Thingiverse』には、今回の部品の作品がいくつもありました。みんな同じ故障を経験するのですね。
新品のルンバ (修理が不用) よりは、ジャンクルンバと3Dプリンターを買うほうが安いです。
閲覧ありがとうございました。
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