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ソーラー発電と家庭菜園


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オフグリッド (独立型)・ソーラー発電と、家庭菜園は、共通点の多い趣味だと思いました。

それらの共通点を整理すると、次の3つの要素に分けられます。

  • 作る (ZUO)
  • 学ぶ (XUE)
  • 育てる (YU)

育てるという要素は、生物に限らず、機械の改良や増設なども含まれます。人間、不思議なもので、同種 (ヒト) 以外の物体に対しても愛着がわくのです。

これら3つの要素から、ソーラー発電と家庭菜園を比べます。

まずは、作る。

どちらも、太陽の光で何かを作ります。

具体的に、ソーラー発電では電気、家庭菜園では野菜や果物が作れます。

同じ太陽光から、電気も野菜もできるって、ちょっと不思議ですね。

また、たまに降る雨も役に立ちます。

家庭菜園では、雨は “恵みの雨” と言われるとおり、植物の生育には必須です。

ソーラー発電では、雨の日はほとんど発電できない一方で、ソーラーパネルに積もった砂やちりを洗い流す効果があります。

ソーラー発電と家庭菜園は、ロケーションも似ています。

場所 発電 栽培
屋外 野立て 庭 (畑)
ベランダ ベランダ発電 プランター
屋内 屋内発電 水耕栽培

ソーラー発電も家庭菜園も、屋外でのびのびやったほうが良いのですが、住居にもよりますからね。

どちらにも、屋内という選択肢があるのはうれしいことです。

次に、学ぶ。

学問的に考えると、ソーラー発電は物理学、家庭菜園は生物学です。さらに、化学や地学の要素も断片的に含まれます。

これ、意外に知られていないケースもあるんですけど、発電と栽培はどっちも科学なんです。

発電も栽培も、試行錯誤と考察の連続です。失敗も重要な経験となります。

こういう、知的な探究心を刺激する趣味って、深みがあって飽きにくいですよ。

最後に、育てる。

育てる対象物が、機械か生物かという違いがあります。

発電は、ソーラー発電の設備という機械を組み立てて管理します。

最終的には、その設備が電気を作ってくれます。

栽培は、野菜や果物という生物を植えて育てます。

つまり、“育てた植物が、私の代わりに果実を作ってくれる” と考えることができます。

最終的な生産物である電気や野菜・果物も大切なのですが、それらを作る過程もまた大切なのです。

育成の要素がある趣味は、ポケモンやたまごっちのような育成ゲームに通じるものがあり、やはり飽きにくいです。

ここまでは、ソーラー発電と家庭菜園の共通点を見ましたが、逆に、それぞれの大きな違いってなんでしょうか。

ズバリ、“手間” かと私は思いました。

ソーラー発電は、いちど設置してしまえば、あとは基本的に放置です。

たまに、ソーラーパネルが汚れていないか、端子に緩みやサビがないかなどを点検するくらいです。

他方の家庭菜園は、種まきや植え込みをしても、まだまだやることがあります。

草や虫を取ったり、種類によっては、植え替えや追肥,脇芽 (わきめ) の処理も必要になります。

ソーラー発電のほうが、家庭菜園より手間がかからないことがわかります。

ただし、手間を楽しむのも趣味ですから、どっちが良いとか悪いとかはないと思います。

ところで、趣味は、リタイアとの相性も大切です。

番外編として、ソーラー発電と家庭菜園がリタイアに対してどうなのかを考えます。

いかに楽しい趣味でも、リタイアを遅らせてしまうのでは、せっかくの喜びも半減です。

ソーラー発電と家庭菜園の準備や継続にかかる費用は、そこまで高額ではありません。

逆に、節約のためにソーラー発電や家庭菜園を始めると、ちょっと期待はずれに感じるかもしれません。

また、ソーラー発電も家庭菜園も、基本的には独りプレイです。

煩わしい人間関係を処分したあとのリタイア生活には良いかと思います。

結論としては、ソーラー発電も家庭菜園も、リタイアに大きく寄与するすることはないが、阻害することもないと言えましょうか。

アーリーリタイアまで、まだまだ時間があります。

リタイア後の趣味を今から見つけておくと良いかもしれません。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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