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歌のない歌謡曲の最終回でした


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9月29日、ラジオ番組の『歌のない歌謡曲』が最終回でした。

放送局によって違いますが、1951年にスタートした長寿番組でした。

1956年の新聞のラジオ欄

1956年の新聞。ラジオ東京 (現・TBSラジオ) の午前8時5分から歌のない歌謡曲。

民放では、最も古い番組だとか。

とは言っても、私が聴き始めたのは2022年2月からなので、半分も聴いていませんが。

歌のない歌謡曲の特徴は、タイトルどおり、ボーカルの入っていない曲が流れることです。

知っている曲でも、歌のないバージョンだと、新しい発見があります。

もちろん、初めて聴く曲の発見にもつながりました。

で、この番組のすごいのが、全国37局でやっていて、それぞれ選曲が違うことです。

とくに、関西や中国,四国,九州・沖縄地方の局は、ノリのいい選曲が多く、好きでした。

で、1日 (15分間) に4曲で、37局あり、それが72年ですから、すごい数ですよね。音源とかどーしてたんだろう

歌のない歌謡曲のスポンサーは、開始当時より、パナソニック (旧・松下電器) でした。

番組の終了は、パナソニックの意向がありそうですね。

“強力ブザー” といったロングセラー家電の販売終了など、合理化の最中のようです。

ラジオのリスナーが減って、広告の効果が小さくなったのも理由でしょうか。

時代の移り変わりですね。

いい番組をありがとうございました。

そして、今週中なら、歌のない歌謡曲をまだ聴くことができます。スマートフォンの『ラジコ』やその派生アプリを使えば、過去1週間の放送分が聴けます。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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